2009-01-01から1年間の記事一覧
体が全く休まらない年度末。長時間ケアの連発と、連夜学生スタッフであふれかえる事務所。落ち着かない。 どうやら行政関係の異動は小さなものにおさまりそう。もしややこしい異動があれば、数日のうちにやってしまわなきゃいけないことがたくさん出てくると…
現代思想2007年5月号 特集=発達障害 療育の現場から出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/04/27メディア: ムック クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る おととしに「読んでみたものの、うんざり」と書いてしまったものなのだが、今になって面白く…
3日で30時間以上のガイド、行動援護。その間に電車での移動距離が300キロぐらい。金曜は隣の県まで。土日は隣の隣の県まで。移動時間以外はほとんど屋外。カゼ薬を飲みながら乗り切ったが、とてつもなく疲れた。年度末の1週間を控えて、これはつらい。 例の…
普通学級に通えている子どもがほんの少しの手助けでそのままやっていけるのに、「加配がつけてほしいとか言うなら特別支援学級に行け」というのが「特別支援教育」だというならば、そんなものに何の価値があろうか。 朝から何か調子がおかしいと思ったら、カ…
はてなブックマーク 【主張】性教育 過激な内容正すのは当然 MSN産経ニュース はてなブックマーク 暮らし・産経記者「記憶なし」連発 養護学校の性教育裁判 当該の「事件」については、正しい理解が広まってきたようなので、もう自分の立場から言わなきゃな…
まだ33歳なのか、もう33歳なのか。
限りなく独占状態に近い形でこの地域の障害児支援を続けてきていたが、新入生は他自治体にある事業所に流れようとしている。 ガイドヘルプだけでは生活を支えきれないから居場所づくりをはじめようと民家を借り、集団が苦手な子でも安心して過ごせるようにと…
都教委、小学生に“自尊教育” 中高生の半数「自分に否定的」(産経新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090311-00000009-san-soci 日本の子供たちは自分が嫌い−。東京都教育委員会が公立の小中学生、都立高校生を対象に「自尊感情」について調査した…
監査(実地指導)。無事終了。 できていることもできていないことも、ありのままに情報開示した。「正直」「発展途上」など、多義的な言葉をたくさんいただく。やはり出勤簿の内容はショッキングだったようだ。 市町村事業の実態はあまり情報も入っていない…
学会誌、届く。 匿名で人様の論文についてとやかく言うな、と言われかねないので悩ましいのだが、事実誤認については放置するわけにもいかない。 三好正彦(2009)「障害のある子どもたちにとっての学童保育 ――社会的インクルージョンの可能性――」『社会福祉…
養護学校の評議員会に出席。 学校からいろいろな報告など受けた後、質問や意見など求められたので、この半年ぐらい思っていたことを話してみた。評議員会の終了後、管理職からこっそりと感謝の言葉をいただく。「元気が出る話をしてもらえた」と。 評議員会…
いろいろなことに追い詰められている。これだけ働けるぐらいまで精神的に回復してきたことを喜ぶべきか。自分ばかり焦っている。
たぶんこれほどまでに高齢者を「人生の先輩」として尊重しようとするのは、「そう思わなければ、尊重できないような人がいる」からだろう。現場の苦労の裏返しに違いない。ひとつの知恵でもあろうが、この人たちは障害分野とかに移ってきたら、どんな仕事の…
現場で働いている普通の職員さんたちが書いたものを、ここしばらく大量に読む羽目になっている。垣間見える特徴。 高齢者分野では、相手を「人生の先輩」として尊重したがる。 とにかく笑顔とあいさつが大事。 受容と傾聴を心がけながら、無理なことは無理と…
パソコンに向かって、文章を書いたり、直したりすることの多い日々。早く解放されたい。このあたりの就学前の子どもたちの社会資源状況についても情報収集中だが、まだまとめる余裕なし。週明けぐらいまでは、精神的に全く落ち着かない日々。
障害福祉 報酬5%上げ 厚労省改定案 専門職などに加算 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009022002000215.html すでに詳細もネット上に掲載されている。ただし、読み通すには、とてつもないボリューム(試しに資料3を開いたら、300ペー…
よその事業所であったことをどうのこうの言うのは勝手すぎるのかもしれないが、うちの利用児童でもあるわけなので、言わずにおれない。 事業所の中で子どもに将来まで影響の及ぶようなケガをさせておいて、わびる言葉もなく、たった一度の連絡すらないままに…
子どもや妻のために転職したいと考えていたが今の経済状況では無理だとか、残業が無くなったので帰宅が早まったとか、父親たちの雇用環境が変わりつつあることが、自分たちの仕事の中でもわかる。首を切られた、はまだ無いが。 母親はますます働きたいと思う…
現代思想2009年2月号 特集=ケアの未来 介護・労働・市場出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/01/26メディア: ムック購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (13件) を見る とりあえず、上野×立岩討議のみ読んだ。 単価の検討もされてるけど、居宅介…
売り上げの1位2位は、いずれもオバマの演説本だった。 社会学の書棚は、貧困や格差関連の本であふれていた。社会福祉の棚は、理論書や研究書がどんどん減らされて、ケアマネや福祉士などの資格取得のためのテキストのほうが多くを占めるようになった。数年前…
障害者の福祉サービス利用、所得に応じ負担へ…与党合意(読売新聞) 障害者自立支援法の見直しを検討している与党は10日、障害者が介護など福祉サービスを利用する際の負担を軽減するため、原則「1割の自己負担」から、所得などに応じた「応能負担」へ改…
ケア会議を招集してレジュメを作ってきた組織が進行をまかされずにずっと無言でいて、特別支援学校の教員が当たり前のように司会進行していく。その教員との連携がうまくいっていないのか、担任は会議の趣旨がわかっておらずに子どもの生育歴から語りはじめ…
今日は、卒業生向け企画。 やっぱり通所先で特に仕事をするでもなく過ごしている人は、こちらで設定したプログラムに参加することが難しくなっている気がする。「やりたいこと以外はしない」感じというか、何かをなしとげることへのモチベーションが薄れてい…
2枚を叩き割られ、蹴り割られる。思春期は難しい。「うちの子(※健常児)も高1のときに叩き割った」とかいう大人多数。自分の意思を伝える力を十分にもたないまま、そんな時期を迎えてしまうのだから、いっそう大変だ。 原因をあれやこれやと遡っても決定的…
子どもの理解と支援のための発達アセスメント (有斐閣選書)作者: 本郷一夫出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2008/08/04メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る 社会福祉の固有性だとか、環境の中の個人だとか言うばかりでなく、こ…
閉塞感が高まってつらいときに、またひとつややこしい連絡が入り、暗い気持ちで帰宅。 もっと周囲を盛り立てていけるような仕事ぶりを示さなければならないのに。こんなことでどうする。 周りに求めてばかりではいけないのだ。自分が率先していかないと。 い…
予算が非常に厳しい。 かなり楽観的に見て、どうにか収支が合うぐらい。 法人設立以来、毎年けっこうな黒字を出してやってきたが(すごい薄給で「黒字」出してもあまり自慢にならないけど)、次年度が最も厳しい年になることは間違いない。 12月から子どもた…
心の病いはこうしてつくられる―児童青年精神医学の深渕から (メンタルヘルス・ライブラリー)作者: 石川憲彦,高岡健出版社/メーカー: 批評社発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る すぐに「障害児」のラベリングを…
先日「夢のない公益法人が、金の使い方を知らなかったケースではないか」と書いた「漢字能力検定協会」の「儲けすぎ」問題。続報。 大阪の小中学生3万人「漢検」無料 文科省は疑問視 http://www.asahi.com/national/update/0127/OSK200901270099.html?ref=f…
たまには、仕事とも研究とも全く関係の無い話。 このあたりには野菜や果物の無人販売所がたくさんある。いわゆる「お金をここに入れて、品物を持っていってください」という性善説的なあれだ。都市部に暮らす人は知らないかもしれない。路上に棚が置かれてい…