泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

衆院選マニフェスト比較2012(障害者分野)

前回の参院選時も作った各党マニフェスト比較(障害者分野)を今回も作成してみた。さまざまな施策は関連しあうわけなので、障害者について書かれたところだけを抜粋されてもなあ、と思われる方もたくさんいるだろうが、基本的な姿勢と「力の入れ具合」みた…

借金へ

金融機関から多額の融資を受けなければどうにもならなくなる状況が見えてきた。 この社会は、理事長が年収300万(むろん手取りはもっと低い)で家賃53000円のアパートに住んでいる法人に2000万ぐらいはどこかで借りてこいとおっしゃる。現状維持でよいのなら…

恒例の

すでに自民党・社民党のものが出ていますが、いつも選挙時に掲載している「障害者関連マニフェスト(政権公約)」は、各政党のマニフェストが出揃ったところで今回もまとめたいと思っていますので、しばらくお待ちください。 現時点で、どこに期待してよいの…

自発的な受動・受動的な自発

知的障害かつ自閉症の子どもと外出する。彼は自分からスケジュールに入っていないものに心を奪われ、導かれていった。それは全くかまわない。少なくとも、今回のその場の状況においては。もともとスケジュールも彼自身が組んだのであるし。 しかし、心奪われ…

パソコンがウイルス感染。 駆除はできたようだし、必要なファイルが消えたりもしていないようだが、システム復元をした結果、ひどく重い。他にもいろいろおかしい。おかしすぎて、もういちいち挙げるのもめんどくさい。まっさらにしてやり直すしかないか・・・。…

診断名か特性列挙か

就学前の子どもに「療育」をしている。そこでの「診断名」へのこだわりに違いが見られる。 ベテラン心理士が、医療機関で診断→療育の流れを強く推奨する。他の若いスタッフはそうでもない。自分も診断を療育の前提にする必要はないという立場。 心理士の考え…

別れの支援

朝から12時間にわたる支援。 葬儀場でいつもと違う食事をとり、何かを3回つまんではパラパラと石の上にかける儀式を模倣し、動かなくなった故人の側に花を飾り、最後には白くて大小さまざまな何かを拾って壺に入れるように言われ、帰宅するとあまり会ったこ…

この数日の間に訃報2件。自分の親族と利用者さん関係と。 経営上で早く答えを出さなければいけないことが複数ある中でも、対応に追われて、ばたばた。明日も丸一日、緊急出動。 週明けからの1週間は心身にかなりきつい。おまけに修羅場もありうる。「雇用主…

やはり眠れない

横になっても、不安が頭の中をかけめぐる。また朝が近づく。

この数日の間にも次から次へといろいろありすぎて、しばらく本のレビューどころではない。人、金、場所。苦しい。穏やかに眠りたい。

さらに風呂で3章を読了。まさかの新説「発達障害の痛みとは『スピリチュアルペイン』」。そして、ABAは同化主義で、TEACCHは文化相対主義。RDIは高評価で、関係発達臨床はもっと高評価。療育関係者にとっては悪い意味でベタ過ぎる展開に、ぐったり。 ここま…

物語としての発達/文化を介した教育―発達障がいの社会モデルのための教育学序説作者: 津田英二出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2012/11/01メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (1件) を見る まだ2章を読み終えたところだけれど、近いうち…

命は儚い。 儚さを思い知らされる場面がこれほどたくさんあるのに、ひとつひとつの瞬間を大切に生きていくのは難しい。自分ひとりの時間を強く生きることも。誰かにやさしくあり続けることも。 限りあるものをそのように思えないのは想像力の貧困というより…

どなたかわかる方、教えてください(11/3追記あり)。

下のリンク先記事。これだけ読むと、まるで障害者福祉が公私いっしょになってムダづかいをしているようなのだけれど。障害者支援152事業所で利用低調 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121030/k10013104931000.htmlこれはいわゆる「基金事業」と呼ばれ…