泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 命は儚い。
 儚さを思い知らされる場面がこれほどたくさんあるのに、ひとつひとつの瞬間を大切に生きていくのは難しい。自分ひとりの時間を強く生きることも。誰かにやさしくあり続けることも。
 限りあるものをそのように思えないのは想像力の貧困というよりは、単なる「慣れ」なのだろうと思う。そんな慣れを揺さぶられるような出来事が年齢を重ねるほどに増えていく。それでもなかなか変わることができない自分の愚かさ。