泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

やはりゼロだった

おととい書いた記事に少しブックマークがついたので、他地域のこととはいえ、府知事選挙と市長選挙における「維新」のマニフェストを確認してみた。 その結果、「障害児・障害者」についての言及は、 府知事選挙マニフェスト:ゼロ 市長選挙マニフェスト:ゼ…

セキこんで吐く

すっかり目も覚めてしまった。薬はやっぱりさほど効いていない。

次年度の金

地元の役所は、先週末が各課からの予算要求締切だった。 今日は財政?からのヒアリングだと聞いている。 委託の年限が切れてしまう事業について、次年度も継続できるようにこの数か月かなり頑張って訴えを続けてきたが、最後は担当課に必死になってもらうほ…

有権者は何を変えたかったのだろう

自分は大阪府民ではないし、政治について大したことを書ける力も持っていないけれど。 想像通りの結果に、有権者はいったい何を望んだのだろうかと。 きっと「変化」なんだろう。で、いったい何を変えてほしかったのか。 切実に変化を望んでいる人々というの…

「発達障害者」は「プロの父親」になれるのか?

ここでマンガを紹介するのは、珍しい。自分の仕事に関係するもので、多くの人に読んでほしいと思えるマンガに出会えることは、めったにないから。プロチチ(1) (イブニングKC)作者: 逢坂みえこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/11/22メディア: コミック購…

縦にも横にも割れている

詳細を晒してやりたいけれど、我慢して書ける範囲で書く。 新規の事業所の立ち上げについて、自前で物件を購入するなり借りるなりして使う場所であるならば、もうとっくの昔に事業所の指定がもらえていた。ところが行政の所有している施設を借りてやろうとし…

だからどうした

報道ステーション。冒頭のニュースは、投資家バフェットの来日。2番目はタニタがレストラン業進出。開始から約20分。他に伝えるべきことがないのだろうか。あるいは暗いニュースのないときぐらい、明るいニュースを伝えようと考えた結果なのだろうか。 報道…

毎年恒例

今日は地域の祭り。祭りと言っても、伝統的なものではなく、いかにも新興住宅地らしいイベント風のもの。それでも、長く参加しているので、思い入れはある。 毎年、子どもたちの楽しめるものを学生スタッフが企画、準備、実施するのだが、今年は特にひどかっ…

つぶやき

新規事業所の建築要件ばかりを行政が厳しく問うのは、本当に利用者の安全のためなのか、それとも単にサービス供給に抑制をかけたいのか、どちらだ。

初参加

自立支援協議会の全体会。 法人設立から8年半かけて、ようやくこういうところに加われる立場に至った。長かった。 自分が部会長を務めることになった部会からの報告は無難に終えられたし、いろいろとコメントも頂けたものの、全体会というのが何をするところ…

小心者匿名ブロガーのfacebook

・知っている人がたくさん「知り合いかも?」に表示されてくるが、基本的に目上の人間に「友達」リクエストができない。同世代の偉くなっていった人たちにも、できない。 ・こちらは相手を知っている。相手もこちらを「匿名ブロガー」として、よく知っていて…

金土日

・金曜。地元の子育て支援関係者向けに講義。受講者7名。ゼロからレジュメを練り上げて、精一杯話す。終了後、子育て支援センターの担当者から「わかりやすかったので、また保育士向けにもやってほしい」と言っていただける。それがかなうならば、頑張った甲…

海の向こうから来る敵と闘った軌跡

アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代作者: 児玉真美出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2011/10/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 141回この商品を含むブログ (9件) を見る 圧倒される本である。 この本を書いたのは、海の向…

それは「ケアホーム」っていう名前なんだ

近年、自分たちのような障害者支援事業所に対して定期的に行われる行政指導ではやたらに「『虐待防止』の取り組みをしているか」が問われるわけだけれど、その傾向にさらなる拍車をかけるニュースが。Yahooニュースのトップにも出ていた。今夜のテレビニュー…

移送サービスをめぐるつぶやき

・福祉的な移送サービスというのは、車の取得や維持にかかる費用を考えると、経営的にはまったく割に合わない。受け取っていい対価というのも、勝手には決められない。地域に運営協議会というのがあって、そこで承認を得なければいけない。 ・ひとまず承認を…

若者の幸せよりも

何だか今の若者が過去最高に幸福だとかどうだとか局所的に話題の様子。 誰でも自分ひとりの人生しか生きられないのだから、私はいま幸福だとか不幸だとかいう主観的な評価は、それまでの人生の中で社会的な影響を相当に受けたであろう「期待」の水準と、直接…

能力なんか担保されない

社会福祉士の上級民間資格を創設- 関連団体、来年度から認定 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35870.html 日本社会福祉士会など関連団体は、実践能力の高い社会福祉士の上級民間資格「認定社会福祉士」を創設した。社会福祉士の能力を担保し、キ…