泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

パソコンに向かって、文章を書いたり、直したりすることの多い日々。早く解放されたい。このあたりの就学前の子どもたちの社会資源状況についても情報収集中だが、まだまとめる余裕なし。週明けぐらいまでは、精神的に全く落ち着かない日々。

689単位!?

障害福祉 報酬5%上げ 厚労省改定案 専門職などに加算 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009022002000215.html すでに詳細もネット上に掲載されている。ただし、読み通すには、とてつもないボリューム(試しに資料3を開いたら、300ペー…

広域化の弊害

よその事業所であったことをどうのこうの言うのは勝手すぎるのかもしれないが、うちの利用児童でもあるわけなので、言わずにおれない。 事業所の中で子どもに将来まで影響の及ぶようなケガをさせておいて、わびる言葉もなく、たった一度の連絡すらないままに…

不況じわり

子どもや妻のために転職したいと考えていたが今の経済状況では無理だとか、残業が無くなったので帰宅が早まったとか、父親たちの雇用環境が変わりつつあることが、自分たちの仕事の中でもわかる。首を切られた、はまだ無いが。 母親はますます働きたいと思う…

正しい理念のこわさ

現代思想2009年2月号 特集=ケアの未来 介護・労働・市場出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/01/26メディア: ムック購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (13件) を見る とりあえず、上野×立岩討議のみ読んだ。 単価の検討もされてるけど、居宅介…

ずいぶんひさしぶりに都会の大きな書店に行ってきた

売り上げの1位2位は、いずれもオバマの演説本だった。 社会学の書棚は、貧困や格差関連の本であふれていた。社会福祉の棚は、理論書や研究書がどんどん減らされて、ケアマネや福祉士などの資格取得のためのテキストのほうが多くを占めるようになった。数年前…

懊悩負担

障害者の福祉サービス利用、所得に応じ負担へ…与党合意(読売新聞) 障害者自立支援法の見直しを検討している与党は10日、障害者が介護など福祉サービスを利用する際の負担を軽減するため、原則「1割の自己負担」から、所得などに応じた「応能負担」へ改…

ケア会議

ケア会議を招集してレジュメを作ってきた組織が進行をまかされずにずっと無言でいて、特別支援学校の教員が当たり前のように司会進行していく。その教員との連携がうまくいっていないのか、担任は会議の趣旨がわかっておらずに子どもの生育歴から語りはじめ…

今日は、卒業生向け企画。 やっぱり通所先で特に仕事をするでもなく過ごしている人は、こちらで設定したプログラムに参加することが難しくなっている気がする。「やりたいこと以外はしない」感じというか、何かをなしとげることへのモチベーションが薄れてい…

ガラス窓

2枚を叩き割られ、蹴り割られる。思春期は難しい。「うちの子(※健常児)も高1のときに叩き割った」とかいう大人多数。自分の意思を伝える力を十分にもたないまま、そんな時期を迎えてしまうのだから、いっそう大変だ。 原因をあれやこれやと遡っても決定的…

発達アセスメント

子どもの理解と支援のための発達アセスメント (有斐閣選書)作者: 本郷一夫出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2008/08/04メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る 社会福祉の固有性だとか、環境の中の個人だとか言うばかりでなく、こ…

不調

閉塞感が高まってつらいときに、またひとつややこしい連絡が入り、暗い気持ちで帰宅。 もっと周囲を盛り立てていけるような仕事ぶりを示さなければならないのに。こんなことでどうする。 周りに求めてばかりではいけないのだ。自分が率先していかないと。 い…

次年度計画

予算が非常に厳しい。 かなり楽観的に見て、どうにか収支が合うぐらい。 法人設立以来、毎年けっこうな黒字を出してやってきたが(すごい薄給で「黒字」出してもあまり自慢にならないけど)、次年度が最も厳しい年になることは間違いない。 12月から子どもた…