泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

不況じわり

 子どもや妻のために転職したいと考えていたが今の経済状況では無理だとか、残業が無くなったので帰宅が早まったとか、父親たちの雇用環境が変わりつつあることが、自分たちの仕事の中でもわかる。首を切られた、はまだ無いが。
 母親はますます働きたいと思うだろう。しかし、自治体のサイフの紐はどんどん固くなる。そして、サービスの利用が容易でない中での共働きは、窮屈な生活を強いる。
 すべての問題は根源は経済であるように思えてくる。しかし、そうじゃないことは個々の生活を見れば、わかる。もっと話は複雑なのだ。惑わされてはいけない。自分たちにできないことは多いが、できることも、ある。