泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2010-01-01から1年間の記事一覧

大みそかまで働いて、先ほど帰宅。これからまたパソコンに向かう。仕事が山積していて、正月も休みたくないが、実家に帰らないわけにもいかない。 ただ、きつい1年だった。今は総括する余力もない。

朝からガイドヘルプ。午後から役所、銀行、事業所など自転車で走り回る。夕方、年末調整の計算。夜は、ひたすら写真カードづくり。 そして、明石屋サンタの放送にどこか安心するいつもの12月24日深夜。

自閉症の子は「目で探す」のが苦手、英研究 http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2780561/6606296ものすごく大ざっぱなまとめ記事だし、ちゃんとした報告書を見ないと何とも言えないけれど、 「自閉症児は体系の中に潜む規則性を見出しやすく…

大学で得た自信は何だったのだろう

大学2回生のとき、生まれてはじめて「ゼミ発表」というものをした。 社会学専攻の2回生の所属ゼミは選択制になっておらず、学籍番号で強制的に決定された。自分が所属することになったのは社会人類学の教授のゼミで、当時、専攻内でもっとも厳しい教授として…

今春から某作業所に通所している彼とカラオケに行き、受付表の年齢欄に「19」と書いたところ、学生証を見せろと言う。どうやら学割があるらしい。「学生じゃないから無い」と言うと、「じゃあ一般料金で」。 学割というのが、金のない学生のための措置なのだ…

「療育」を選ぶ

自治体の窓口に来た人に対して、福祉課の職員も保健師もうちの法人・事業所を紹介してくれて、大変にありがたいのだけれど、これは自治体内に他の事業所がないからであって、もしあったとしたらあくまで「中立」であろうとして事業所のリストが渡されるだけ…

非常勤講師業。年内最終日。 学生の発表は開始から10分で終わった。これほどまでにテーマの絞込み方について繰り返し説明しても、結局変わらなかった。残り時間を使い、出席者3人に向けて、卒論の書き方講義。「卒論では調査をせよ」という大学なので、どん…

まったく眠れない。

とりあえず次年度の非常勤講師業は辞められそう。収入的には激減するが、気苦労も減る。 一方で、自立支援協議会の子ども関係の部会長になりそう。この業務量は未知数。でも、前向きにはやれる。たぶん。就学指導委員会にも入る可能性が高いけれど、こっちは…

自転車に乗ってきたことを忘れて、歩いて帰ってくる。 スーパーに行き、カゴを手にしたまま帰りかける。 もう何をしてもボロボロである。法人ホームページの更新とか、報告書づくりとか、人と関わらない仕事中心で過ごす。逃避。

似ているところと似ていないところ

毎日暗い気持ちが続く中で読んだ。 僕が社長になってはじめてわかったいくつかの大切なこと。または川上さんから学んだこと http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20101211/1292015284 世の中の先端を行く企業の社長さんの書かれたことであるけれど、予算規模2500万…

今日の非常勤

ゼミ。出席者は発表者のみ。 マンツーマンで発表を聞き、マンツーマンで指導。もはや驚きはない。ここ数回は出席が1〜3人。出席点をほとんど評価しないと、ここまで行く。 テーマを絞り込むことを怖がりすぎ、という話をする。いくら絞り込んでも、テーマの…

自分の首を切って、もっと優秀な支援者を雇ったほうがずっと地域と利用者のためになる。こんな口先だけ達者でいざというときには役に立たず、心身の不安定な奴を常勤で雇うのはもったいない。もっと生産性の高い人材がいくらでも世の中にはいる。居場所の無…

「障害」が笑われているのか?

ネット上で放映の前後から話題になっているが、視聴率的には0.6%だったらしい例の番組。 笑っていいかも!? http://www.nhk.or.jp/kira/post/info_101204.html 番組内容の紹介記事もなんだか大人気である。 タブーを笑え! 笑う障害者たち http://d.hatena.n…

長めに睡眠とっても疲れがとれない。 明日の非常勤さえなければ、今日はもうちょっと心身を休められるのだけれど、講義レジュメは作らなきゃいけない。 明日の非常勤が終わってから事務所に戻ってやらなきゃいけないことのリストを見るだけでぐったり。元気…

理念を大事にしたいのは誰だ?

誰かを支援することの理念「だけ」を説き続けられるのは、特別な立場の者だけである。そんな立場に身を置ける人は多くない。理念だけで支援ができるわけではない。 知識。技術。そして経営。 では、理念なき知識や技術が人を支えられるだろうか。理念なき経…

読了

http://s-pla.jp/products/detail.php?product_id=26 ひさしぶりに本を一気に読めた。薄い本だから、というだけの理由ではない。 思ったことがたくさんあるが、ここには書かない。身近なところにいる支援者向けに発信したいから、どこか別のところに書くだろ…

生きてます

救いの無さには変わりがない。

購入

amazonにも楽天にも無いので、出版社にリンク。 http://s-pla.jp/products/detail.php?product_id=26 自分にとってはいろいろな意味で特別な本になる。哲学は現場の中に。

絶望

公正さ

都道府県立である学校の中で「療育」を名目とする障害福祉サービス(それがたとえ「名目」であったとしても)が特定の事業者によって行われる(それもその学校に通っている子どもを対象として)というのは、およそ考えられないことだと思うのだが、識者はど…

繰り返し

自立支援法改正。また国会はぐちゃぐちゃになっているようだし、もしかするとまた時間切れ廃案なんてことがあるのかもしれない。そうなると「やった」という関係者と「残念」という関係者に分かれるわけだが、いずれにせよ、国会にとってみれば「その程度の…

次年度の予算をじっくり考える時間がやっととれた。 流動的なところも多いのだが、金が足らない。思ったより足らない。新卒を採用することは決めているが、その結果としてどのぐらい新しいものを生み出していけるのか、がカギか。今やっていることを維持しよ…

評価保留

障害者自立支援法改正案を可決―衆院厚労委(医療介護CBニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000012-cbn-soci 障害者自立支援法改正案の可決に懸念の声―総合福祉部会(医療介護CBニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101119…

まさかの音読ゼミ

非常勤講師業。学生のゼミ発表を聞く。世の学生一般を嘆く意図はないので、いちおう改めて書いておくが、Eランク下位の大学である。 もはや見慣れてきた感のある漠然とした研究テーマ。 当然のごとく1冊だけの参考文献(ウェブサイトじゃないだけマシ)。 そ…

忙殺

全く仕事が片づかない。 仕事が多様すぎる。何でも屋にもほどがある。 療育スタッフとして直接に子どもと関わり、個別支援計画とか自立課題とか講座のチラシだとか作って、保幼小との連携や地域システム作りのために会議だとか対行政交渉だとかもして議事録…

そんな失業者はいない

地元のNPO代表から相談。ちなみに職員なんてひとりもいない小さなNPOである。高齢の代表がほとんどのことをひとりで細々とやっている。 自分のところの法人もそうだけれど、今年度はさまざまな分野で「雇用創出のための事業委託」というのがある。平たく言え…

教務課よ。そのハガキはいつ届くのだ。

ひどく忙しい。どう考えても1週間が7日では無理だ。毎日15時間ぐらい働ければなんとかなるかもしれないが、今の自分にそこまでの体力はない。 週1日の大学の非常勤が恨めしい。時間がもったいない。どうやら今年度限りなので、あと少しの辛抱ではある。そも…

金曜日。いま1週間で最も動き回らなければいけない日。平日の日中に自由がきくのは金曜ぐらいしかない。あちこち動き回る。 以前に世話になった行政職員が急逝されたという情報。確かではないけれど、名字や年齢からほぼ間違いないだろう。数年前まで高いス…

今後の法人の行方を左右することになるであろう「サービス管理責任者」の要件が、資料を改めて読むうちによくわからなくなり、「もしかしたら自分は重大な勘違いをしているのではあるまいか」と不安になり、保健所に電話したら、自分の解釈よりはるかに厳し…