泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2017-01-01から1年間の記事一覧

ソーシャルワークの定義を通じて暴かれる欺瞞

(個人的に)待望の新刊。 社会福祉学は〈社会〉をどう捉えてきたか: ソーシャルワークのグローバル定義における専門職像 作者: 三島亜紀子 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2017/12/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 国際ソーシャルワー…

「障害者の可能性」と「甘えるな」の奇妙な両立

インタビュアーはかの北条かやさんである。 すべて説明されるがままに「そうなんですね」という感じのインタビュー。 日本財団に言われると、福祉事業者はお世話になっているところが多いからみんな黙るしかない。うちも障害者作業所ではないけれど、施設改…

衆院選マニフェスト比較2017(障害者分野)

はてなブログに移行して最初の記事が恒例の「マニフェスト比較」になるとは思っていなかった。 はじめての人のためにいちおう書いておくと、国政選挙のたびに主要政党のマニフェストから「障害者」に関する部分だけを抜き出して、比較している。過去のものは…

次のステージへ

今さらだけれど、はてなブログに移行した。 もともと障害をもつ子どもや家族のことばかり書いてきて、もう書きたいことはそんなにないというか、同じようなことを何度も書くのは好きじゃない、と思っていた。 けれども、子どもたちと関わる施策の状況は変わ…

苦しい

しばらくこんな更新はせずに来たけれど。読んでいる人も少ないだろう。 苦しい。つらい。窮状に拍車がかかるばかりの半年。 とどめをさされた。これから年度末にかけて、また何かある可能性だってある。 どれほど苦しくとも対応しなければならない。決して逃…

「放課後バブル」のゆくえ

業界が少しだけざわついているようなので、およそ半年ぶりのブログ更新。障害児預かり、運営厳格化へ 全国8400カ所、不正防止で https://this.kiji.is/189297838486110214放課後デイ運営厳格化 厚労省方針、不正防止図る http://www.chugoku-np.co.jp/local/…