泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

[日誌]仕事として選ばれるには

学生スタッフと話していると、家庭裁判所の調査官になりたいと言う。理由はあいまいなもので、まだ具体的なイメージも描かれていないのだが、第二志望も「精神」の分野だと言う。 どうして知的障害分野でこれだけ活動をしていながら、いい人材がこの分野で仕…

[日誌]

早朝と夕方にガイドヘルプそ2件と事務作業たくさん。帰宅して夕飯食べて、風呂入って、電話かかってきて、終わってみればこの時間だった。もう寝るだけ。電話の内容が少し寂しいものだったので、落ち込み気味。また友人が遠くに行ってしまうかもしれない。仕…

[日誌]順序

4回生の学生スタッフより就職内定の連絡。めでたい。 いったん民間企業から内定をもらった後、「やっぱりPSWがしたい」と就職活動して、見事に内定。力のある人だから、たぶん大丈夫だろうとは思っていたけれど。 社会資源を作ったり事業を立ち上げたりする…

[読書]記号の読み方すらわからない

「社会」への知/現代社会学の理論と方法〈上〉理論知の現在作者: 盛山和夫,野宮大志郎,土場学,織田輝哉出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2005/08メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (31件) を見る 第3章「権力理論のロジック 社会学の説明…

[読書]ようやく

資本論の世界 (岩波新書)作者: 内田義彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1966/11/21メディア: 新書購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (28件) を見る 読了。廣松本と比べると、わかりやすかった。基本的な用語の相互関係はわかったような気がす…

[日誌]

足の疲れがとれない。こんなときに限って、また自転車がパンク。本読んで、寝る。

[ムダ話]朝まで生テレビ

明日はゆっくり起きてよいため、鑑賞。いつものごとく定まらずくるくる廻る論点。子どもを生むための動機づけの話をしたいのか、動機づけられた女性が子どもを産むための社会的条件について話をしたいのか。社会的条件とは、保育か教育か医療か手当か雇用か…

[ニュース]政省令についてのパブリックコメント募集

障害者自立支援法に係る政省令で定める事項」に関するご意見募集(パブリックコメント) http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495050068&OBJCD=&GROUP= 「障害者自立支援法に係る政省令で定める事項」に関するご意見募集(パブ…

職場から

居宅介護のサービスコードの取り扱いがよくわからない。「開始時加(減)算」と早朝夜間加算のせいで混乱させられている。ネットでいろいろと資料を出してみるが、手元にある「支援費請求の手引き」と、ちょっとずつ書いてあることが違ったりして、何を信用…

[日誌]ポジショニング

帰宅。遅い夕食。ほっと一息。 社会福祉実習で某有名施設に行ってきた学生スタッフの「実習終了後もやもや感」を聞きながら、生活施設における実習生の立ち位置について考えたりするが、今日はもう寝たい。 いや、実習生に限った話ではなく、施設職員の立ち…

[障害者支援]仕事の魅力

Helpertownより数日前の日記(http://d.hatena.ne.jp/lessor/20051119)にトラックバックをいただく。 http://www.helpertown.net/mt/archives/000458.html 福祉新聞の記事をそのまま転載しただけで、他に何も書かなかったので、少しだけ追記。 大都市圏での…

[ニュース]一般財源化の標的

やまのり和則メルマガ(736号)による情報。 連日報道されているように、三位一体改革で地方に対する5000億円の財源委譲を、厚生労働省は小泉内閣(安部官房長官)から迫られています。 しかし、生活保護費の財源委譲については地方が大反発しています。そんな…

[日誌]安物

請求ソフト(お試し用)が大して役に立たないことが発覚。上限負担額を超えても、契約期間が終わっても指摘してくれない。この程度の機能しかないならば、ほとんどソフトを使う意味がない(もちろん請求額は計算してくれるが)。さらにサービス提供記録を30…

[日誌]「500時間」になる前に

どうにか仕事との折り合いがつけられそうなヘルパー2級研修が見つかったため、申し込むつもり。調整のことをあれこれ考えると、いつまでたっても受けられないような気がするので、今度こそ思い切って申し込みたい。きっと高齢者介護の話ばかりなんだろうと思…

[日誌][障害者支援]地域

地元の祭りに職員とボランティアスタッフ16名で出店、参加。たくさんある店の中にまぎれて、あまり地域へのアピールにはなっていない気がするけれど、ちょっとした活動資金は稼げた。 地域地域と福祉業界は連呼してきたけれど、実際のところ「地域」に期待さ…

[ニュース]福祉人材の有効求人倍率

福祉新聞2267号(10月31日発行)より 有効求人倍率1.03倍 介護分野、大都市圏で人材難 全国社会福祉協議会・中央福祉人材センターがまとめた今年8月の職業紹介実績報告で、有効求人倍率が1.03倍と同センターの事業開始後初めて1倍を上回ったことが明らかにな…

[日誌]ばたばた

利用者とガイドヘルプの契約して、頼まれていた原稿の校正して、学童保育の委託料の請求して、契約の報告書出して、原稿を郵送して、ガイドヘルプして、あさってのイベントのスタッフ配置を組んで、電話30件ぐらいかけまくって、伝票がんがん切って、支援費…

[日誌]疲れた

今日は書くエネルギーなし。昼食時に少し前の福祉新聞を読んでいたところ、社会福祉諸分野の有効求人倍率が書いてあって、いろいろ考えさせられたのだが、その話はまた後日。ちなみに請求ソフトの不具合については、業者とのやりとりを繰り返しているが、相…

余計なお世話だが

「知的障害者ガイドヘルパー+卒業論文」などの検索キーワードでここを訪れる人へ。あくまで「卒業論文」にこだわるのであれば、少し古いけれど、 青木円(1999)「知的障害のある人のガイドヘルプサービスに関する研究」大阪府立大学社会福祉学部1998年度卒…

[日誌]試用ソフト

ひさびさに13時間労働。がんばった、自分。精神的には少しずつ上向きかも。 しかし、なかなか帰れなかった理由は、注文していた支援費請求事務の試用ソフトに不具合があり、ほとんど正常に機能しなかったため。人を呼んだり、あれこれしたものの結局どうにも…

[ムダ話]レポート課題?

数日前から「自発性のパラドックス」の検索ワードでやけにたくさんの人がここに訪れてきているのだけれど、レポートか何かだろうか。金子郁容の本を読めば十分にわかりやすく解説はされてるのだけれど。

[日誌]WAM-NET

WAM-NETを見たら、ちゃんと支援費の事業所として登録されていた(当たり前だが)。しかし、間違いふたつ。日常生活支援はやっていないのに、やっていることになっている。苦情解決窓口が「非公開」になっている。大事なことなのに、困ったもんだ。

[障害者支援]傷害保健福祉関係主管課長会議(平成17年11月11日)

資料をプリントアウト。むろん内容は自立支援法関連で、全200ページ以上。A4用紙に2ページずつ印刷しても、100枚以上。全部読むのは時間がかかるので、最も自分に影響の大きそうな資料6「地域生活支援事業について」から読む。国庫補助の配分のことなど書い…

[日誌]説明

まだ利用契約作業が続いているのだが、今日の契約はいつもと違った。 はじめて「本人」に内容を説明して理解してもらえる可能性がある契約だったのである。可能性の有無はこちらでいつも判断しているわけで、「お前が勝手にそう思っているだけじゃないのか」…

[読書]購入

結局、土日も仕事だったが、今日は本屋に立ち寄る時間があった。資本論の世界 (岩波新書)作者: 内田義彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1966/11/21メディア: 新書購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (28件) を見る↑dojinさんにコメント欄で教…

[ニュース]ドラッカー死去

NPOマネジメントにも大きな影響のあった人だった。院の途中で研究の方向性が変わってから著作を読む機会はほとんど無くなったが、また読んでみたいとも思う。合掌。

[障害者支援]また行動援護の話

全国地域生活支援ネットワークの機関紙『PIECE』4号を少し読む。自分と直接のかかわりのある部分での動きとしては、行動援護の対象拡大に向けての提言がはじまっている、ということ。しかし、読んでいてむなしい。うちではサービス提供責任者の要件を満たせ…

[日誌]請求

支援費請求事務ソフトでそこそこ安いものを紹介してもらえた。すべて手作業で計算する覚悟もしていたので、買うかどうか検討中。 今週はぜんぜん本が読めない。帰宅後に読もうというエネルギーがわいてこない。くやしい。考えるのは目の前のことばかりだ。週…

[読書]

今こそマルクスを読み返す (講談社現代新書)作者: 廣松渉出版社/メーカー: 講談社発売日: 1990/06/12メディア: 新書購入: 10人 クリック: 65回この商品を含むブログ (50件) を見る なんとか読了。しかし、まるでわかった気がしない。せいいっぱい具体的に説…

[日誌]雑感

疲れがひどいので、今日も短めに。養護学校の文化祭は、毎年のことながら保護者感涙の内容であった。高等部ともなると子どもの成長がしっかりと見える。今年の卒業生は7名。皆それぞれに結果を出した。学校行事はある種の障害の子どもの生活のパターンを乱し…