泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ボーダー児」と親の孤独を描いたマンガを読んで

はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児作者: 沖田×華,君影草出版社/メーカー: ぶんか社発売日: 2015/12/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 偶然に書店で見つけた沖田×華の新作。ノンフィクションコミックエッセイ。原作者である…

この国の発達のアセスメントはどこに向かうのだろう

放課後等デイサービスのガイドラインで(「たとえば」と)推奨されているアセスメントツール「Vineland-2*1」を取り寄せてみる。これまで心理士に求められて購入してきた検査キットと比べれば、ずいぶん安い。保護者への半構造化面接によるので、マニュアル…

分かち合える「親の会」の新鮮さ

不登校の子どもたちの親の会をはじめた。まだまだ緩いメンバーシップなので、元不登校とか不登校予備軍とかいろいろ混ざっているが、とにかくはじめた。 障害児の親の会とは各地で20年ほど関わってきたが、それらはみんな「事業」とともにあった。子どもたち…

尊敬する人たちしか来ない

2月20日に奈良で行われるフォーラムの案内を受け取った。自分が一方的に師と仰ぎ、とてもお世話になった方の実践や思想を皆で思い返すような企画でもあるようだ。素晴らしい顔ぶれ。障害福祉について話しながら、決してそこにはとどまらない展開があるのだろ…