泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 今春から某作業所に通所している彼とカラオケに行き、受付表の年齢欄に「19」と書いたところ、学生証を見せろと言う。どうやら学割があるらしい。「学生じゃないから無い」と言うと、「じゃあ一般料金で」。
 学割というのが、金のない学生のための措置なのだとしたら、週1でバイトしている学生よりもさらに収入が少ないぐらいの彼のほうがよほど大きな割引を必要としているだろう。「社会人」なら、金を持っているという暗黙の前提がここに。
 そんなに怒ってるわけでも不満抱いたわけでもないが、すっきりはしない。