泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 今日は、卒業生向け企画。
 やっぱり通所先で特に仕事をするでもなく過ごしている人は、こちらで設定したプログラムに参加することが難しくなっている気がする。「やりたいこと以外はしない」感じというか、何かをなしとげることへのモチベーションが薄れているというか、そんな感じ。一方で、福祉的就労にせよ何らかの「仕事」をしている人の力はあまり変わっていない印象。どちらが幸せかとかいう比較は難しい。自分たちとしても、年に2回ほどの同窓会的な場であれこれうるさく求めるつもりもない。ただ、学齢期の様子との落差には単純に愕然とする。
 その後、行動援護で5キロ歩いて、本屋では2時間立ちっぱなしの見守り。すべての本屋にイスの設置を義務づけしてはくれまいか。
 見守りの傍らにあった絵本がなかなかよかった。でも、自分が関わっている子どもたちでは理解が難しいので、読み聞かせる機会はなさそうなのが残念。

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)