泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

昨日のつづき

 たぶんこれほどまでに高齢者を「人生の先輩」として尊重しようとするのは、「そう思わなければ、尊重できないような人がいる」からだろう。現場の苦労の裏返しに違いない。ひとつの知恵でもあろうが、この人たちは障害分野とかに移ってきたら、どんな仕事の仕方をするのだろう、とも。障害分野にも、何か同じような機能を果たしているものがあるのだろうか。にわかには思い浮かばないのだけれど。
 そんなことを夜中に考えつつも、日中は監査に備えての準備。自主点検をしていると、できていないことが多くて、どんどん暗い気持ちになる。慣れ親しんだ職員ばかりの小さな法人で、みんな互いのできていないことに対して甘くなっている。そのツケである。これから法人を大きくしていくためにも、しっかり怒られて反省したほうがいい。