泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2008-01-01から1年間の記事一覧

[近況]改修工事やら備品やら

つい先日こんなふうに(http://d.hatena.ne.jp/lessor/20080624)悪く書いた補助金を取りに行くことになりそう。何が起こり、何に助けられるかというのはわからないものだ。ただ締切ぎりぎり。間に合うとよいのだが。

甘やかせ!

読んで少し驚いた。「育てにくい子」と感じたときに読む本―悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス作者: 佐々木正美出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2008/06/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (5件) を見る 子…

自閉症者による自閉症児の支援

どうも学生スタッフの中のひとりが発達障害っぽいのである。 自分はあまり接点がなかったのだが、周囲の学生がだんだん騒ぎ出し、いっしょに活動することの難しさを言い始めたので、どんなところで苦労しているのか話を聞いた。 聞けば聞くほど、高機能自閉…

ぼろぼろ

猛暑の中、学生スタッフと親睦を深めるためにキャンプ場でバーベキューとか、いろいろ。もう肉体的にも精神的にも全くついていけない。いろいろな意味でひどく落ち込んで帰宅。とてつもなく眠いが、来週に控えたゼミ発表準備。

読了

「家庭教育」の隘路―子育てに強迫される母親たち作者: 本田由紀出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/02/25メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 82回この商品を含むブログ (30件) を見る 入浴中の読書をはじめた。集中しやすい。すぐ読了。 調査しなけれ…

前半戦

少しずつ調子はよくなっている。モチベーションはまだ戻っていないけれど。まずは心身の健康。 今日で今年も半分終わり。不誠実な大人に苦しめられ、つらいことの多い半年だった。楽しかったことの記憶が全然ない。 多くのNPO法人は今日までに所轄庁に事業報…

隣の自治体の話

日中一時支援事業というのがある。うんと平たく言ってしまえば、障害児者の一時預かり。 市町村事業なので、事業所に支払われる報酬単価設定とか、利用者の負担割合とかは自治体で決めていい。実際、地域によってかなりのばらつきが出ている。国からの補助金…

やってみた

特別支援教育理解度チェック http://www.ts-check.com/ あなたの「特別支援教育」理解度は、100%(理論:50点 実践:50点)です。 アナタは、特別支援教育について、理論・実践の両面で十分な知識を持ち合わせています。今後も特別支援教育に関する情報収集に…

足りているのか足りてないのか

このあたりの事業所みんなが行政から急な招集をかけられ、2時間半ほどの説明会。いや説明と言うより「お願い」か。 自立支援法が猛烈な批判を浴びた結果、慌てて作られた「障害者自立支援対策臨時特例交付金」というのがある。平成18年から3ヵ年で交付される…

例の経済学本

「はだかの王様」の経済学作者: 松尾匡出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/06/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 136回この商品を含むブログ (37件) を見る ネット上でいろいろと議論はあるようだけれど、自分のように「数字が出てくる経済学…

地域移行と「サポート資源」

ネット復旧した。体調は少し上向きのような気がする。 社会福祉学会誌が届いた。 どこの学会でも似たようなものなのかもしれないが、もうなんというか「拡散しきった」感じ。読み物としてはつらい。 地域移行に関する論文(井上・岡田・白澤論文)でガイドヘ…

職場から更新

自分のヘマで、自宅のネットが火曜日ぐらいまで使えないことになってしまったので、ブログの更新はしばらくしません(たぶん)。メールのチェックも普段より遅れがちになります。悪しからず。

また不調。原因がよくわからない。わからないだけに、余計に不安になる。

あえて知らない

知ったほうがよりよい支援ができるかもしれないけれど、知らないままでいるべき他人の生活の領域というのがあるはずだろう。アセスメントに名を借りた暴力が潜む。不気味だ。 ただ、単に知らないということと、あえて知らないままでいることは、傍目には区別…

変えられぬもの

何もできていないので、書くことがない。 考えることといったら、これまでにもさんざん考え抜いてきたことばかり。そして、自分の力ではどうにもならないことばかり。 行政が特定の仕事のために雇った人間は、どれほどダメでもクビを切られることなく、異動…

自閉症の現象学

自閉症の現象学作者: 村上靖彦出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/05/26メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (15件) を見る 読了。こんな小難しい本を一気に読めたのだから、まだどこかに前向きさは残っているのかもしれない。…

首の皮一枚

一時は完全に精神状態がおかしくなり、これから自分はどうなってしまうのだろうと果てしない不安にかられたりもしたが、周囲のサポートもあり、ずいぶんましになったところ。これほどひどい状態に陥ったのは、10年ぶりぐらい。心の不調に体の不調が重なった…

改めて放課後のこと

ずっと絶望中。 自分の絶望とも無縁ではない話。AFCPさん経由。 5人の保護者異議 堺市学童保育 http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000805100002 発達障害児の放課後 http://homepage3.nifty.com/afcp/B408387254/C174902512/E2008051813162…

生きています。

ただ、最悪の状態が続いているので、しばらく更新は滞ると思います。ごめんなさい。

何もできないでいる。やらなければいけないことが、何もできない。がんばれない。苦しい。さらに追い込まれる話が次々と入ってくる。これから耐え抜いていける自信がない。行政と学童に振り回されてばかり。夏までになんとかしたいのに、それさえもうまくい…

なぜか本ばかり買ってしまう

たぶん逃避。

分配が変えられたとして

昨夜の朝生のテーマは、「新しい貧困」。風呂に入ったりしながら、7割ぐらい見ていた。論争の中で「社会的排除」なんて言葉もちらちらと出ていたが、従来の貧困との違いは明示されたような、されていないような。 相変わらずテーブルの左右に分かれて対立が…

連携の「制度化」

養護学校というところは、近年ただ学校内での生徒のことだけ考えていればいいというわけではなくなってきているので、学内に「地域」との連携を担当する部門というのができている(名称は学校によって異なる)。そこの新しい担当者から連絡があり、話を聞か…

誰が痛むのか?

政府の仕事、民間の仕事 http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20080420/p1 昔、この組織と関わりがあったのである。複数の職員さんにお世話になった。だから、最近の動向を心配している。 例の知事は支持率がまた上がったらしい。彼が自らの「信念」を貫きとおし…

この時間に更新などめったにしないし、まだ寝ているはずだった。しかし、早朝からの電話ですっかり目が覚めた。長く闘病されていた親御さんが亡くなったとの連絡。覚悟はできていたが、それでも瞬間的に頭の中が真っ白になり、かける言葉を失った。多くの支…

びたびた

運営している乳幼児親子の交流スペースが朝から大騒ぎ。 場所は福祉センターの一室。まず、漏電の疑いで電力会社から福祉センターに連絡。確認すると部屋の中からは廊下へと水が漏れ出ているとのこと。出勤したスタッフがドアを開けると、大量の水が一気にあ…

バイト料

年度末に頼まれた福祉系レポート採点の添削料が間もなく振り込まれるとのことで、通知が来た。いいバイトとは聞いていたが、1枚あたりの対価を確認できていなかったので、まあ小遣い程度だろうと思っていたのである。驚いた。採点するのにかけた時間は合計で…

営業マン現る

子育て支援サイトの運営とか情報誌の発行とかをやっているという会社の人が訪ねてきた。子育てひろばの取材依頼と思って話していると話はそれにとどまらずに、子どもの親たちに特定企業の商品を無償配布する代わりにアンケート調査を代行してほしいとか、ど…

隣の・・・

隣の市の図書館まで徒歩で往復の行動援護5.5時間。それを終えてすぐに、隣の県の温泉までのガイドヘルプ5時間(この利用依頼は、今日入った)。みんな成人しているとは言え、行動半径が広い。くたくた。23時に事務所に帰ったら、他職員が全員まだ残っていて…

空しさしかない

他の事業所がどこも引き受けないような支援を限界ぎりぎりのところで調整して、それでも不満を言われ続ける。先週末からずっと。何を励みに働いたらよいのかわからない。食事もノドを通らず。気持ちの切り替えもできず。日に日に追い込まれていく。