泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「助け合い」

5月13日厚生労働大臣閣議後記者会見より http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2005/05/k0513.html (記者) 障害者自立支援法案の議論が本格化してきましたけれども、障害者の中からは自己負担増等を巡って根強い反対がまだまだあると思います。大臣として…

まとまりのないメモ

他でサービス利用を断られたニーズがやってきた。断った事業者の利用調整の原則は、「1日あたりの利用定員は制限するが『緊急時』はその限りでない」というものなのだが、ダメだったらしい。うちが制度的に提供しているサービスの範囲では対応できないが、そ…

マイライン

なんだかよくわからないが、昼ごろからマイラインのセールス電話が相次ぐ。とにかく次々とかかってきて、仕事にならない。ガイドヘルプ中も事務所から転送されてかかってくる。1件目が17時00分。いまは話す余裕がないことを伝えると、その後も同じ番号から着…

こんな要望も出ていた。

http://www.eft.gr.jp/resourcebk2003/pdffiles/200503_shienjigyousha_ntwk.pdf 知らなかった。完全に無視されたのだろうけれど。団体名ははじめて聞く名前である。居宅支援の事業者団体もこれから乱立するのだろうか。

ヘルパー時給

とみたさんの掲示板で、移動介護事業者の実態がかなりリアルに書き込まれている。 http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=CXJ13712 番号で言うと、43〜47あたり。きっかけはヘルパーの方の「時給が下がったが、一般的な相場はどのくら…

移動介護と個別給付

歓迎会後、子どもたちの遠足の候補先を下見しに、某所へ。予想していたよりも、急な坂道が多く、ぐったり。他の候補も含めて、再検討へ。みんなが同じように楽しめる場所なんてめったにないとは知りながら、できるだけ大人数の参加が得られるところを考えて…

新入生歓迎会

養護学校の新入生歓迎会の司会などする。自己紹介と人形劇を見るだけの簡単な活動。2時間ほどで終了。人前で話すのにもずいぶん慣れてきたが、得意ではない。うまく話す方法については、たくさんマニュアル本が出ているけれど、なかなかイメージしたようには…

厚生労働委員会

頭痛がするので早く寝たいけれど、少しだけ。 11日から本格審議にはいった厚生労働委員会がなかなか白熱している。というか、野党がはりきっていて活気がある。最大の標的はやはり自己負担の問題だけれど、こんな攻撃しやすいつっこみどころは他にない。何せ…

行動援護類型の野望

http://hiromoto.seesaa.net/article/3596685.html なるほど・・・、ここまでうまくいくとよいのだけれど。いや、皮肉を言っているわけではなく、本当に。

利用調整

新規の利用希望に応えられず、落ち込む。今後も同様のケースが出てくるおそれがあり、常勤職員2名体制に限界が訪れつつある。もちろん、学生ヘルパーもかなり動いてくれているけれど、時間の融通がつかないことが多い上に、学期の変わり目には稼動可能な時間…

情報格差

ちなみに、研修以前の問題として、ヘルパーが足りない。養護学校の新入生が、続々と新規の支援費申請をしている。このあたりは養護学校生の親の会組織にしか情報が行き渡っていないので、こういう現象が起きる。利用が増えるのはよいことだけれど。男性ヘル…

どうするヘルパー研修

昨日のことになるが、ガイドヘルパーの研修をどう進めていくかの議論をしていた。言うまでもなく、ガイドヘルパーの仕事は「外出を支援すること」である(うちの場合は、特に「知的障害児」の)。では、外出支援のスキルアップを図りたいと考えたとき、いっ…

博士の需要

少し前から各方面で話題の創作童話「博士が100にんいるむら」 http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html あちこちのブログで、内容の正確さについての疑念だとか、オーバードクターの将来不安だとか、ずいぶんコメントされている。もともとは…

新障害程度区分

厚労省 介護保険の要介護認定基準 障害区分の判定にも 支援法案成立に備え 来月からモデル事業 シルバー新報 2005年4月29日発行 http://www.wam.go.jp/wamappl/bb01News.nsf/vCat10/6E93DC19C0E666CA49256FFC000625ED?OpenDocument これを受けて同省では、要…

複式簿記

いまだになじめない。なぜか帳簿の数字が合わずにここ数日苦しんでいた。監事に連絡をとり、いっしょに確認し直したら一気に解決。やはり餅は餅屋。 そして、ガイドヘルプ。1時間10分かけて坂道をくだり、公園でひとしきり遊んでから、1時間20分かけて坂道*1…

読了

社会変動の中の福祉国家―家族の失敗と国家の新しい機能 (中公新書)作者: 富永健一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/08メディア: 新書購入: 4人 クリック: 76回この商品を含むブログ (24件) を見る エスピン・アンデルセンが積ん読状態になっている…

行動援護類型

既に制度が開始されて1ヶ月が経過した行動援護類型。しかし、全国地域生活支援ネットワークの会員専用ページによると、大都市圏でも要件が厳しすぎてほとんど事業者が存在しない状態らしい(具体的な数も出ていたが、なにせ会員専用ページの情報なので、あま…

フライング

「訪問介護の定額制」に、誤報の疑い http://careworker.seesaa.net/article/3470307.html http://blog.hitachi-net.jp/archives/21010116.html このような誤報が発生するプロセスはどんなものなのだろう。共同通信記者が誰から何を聞いた結果として生じたの…

購入、ほぼ読了

虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス)作者: 前田栄作出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/02/25メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (22件) を見る バスの待ち時間に入った書店で購入。自分の出身地の相変わらずのダメぶりを失笑しながら、ざ…

ニュースJAPAN(5/5夜放送)

障害者介護特集③。なんて中途半端な・・・。ダイレクトペイメントの話と、作業所の自己負担1割の話で終了。仕組みの話がしたいのか、障害者の生活実態を明らかにしたいのか、どっちなのだ。前回と前々回以上に何が言いたいのかわからなかった。いらいら。滝…

JR報道雑感

TV

今朝からボウリング大会の話ばかり報道されているが、これはそんなに全テレビ局が長時間かけて放送すべきことなのだろうか。朝の情報系番組は司会もコメンテーターもみんな「セーギの味方」になっていた。 ボウリング大会のことだけではない。ここ数日のマス…

ニュースJAPAN(5/4夜放送)

障害者介護特集②。自立支援法と中途障害者の関係に視点を移したが、触れられたのは結局1割負担の問題ばかり。「1割負担になると障害者は経済的に大変だ」という主張なら、前日のくり返しでしかない。 そう思って見ていたら、VTRあけにキャスターが「中途障害…

読書中

社会変動の中の福祉国家―家族の失敗と国家の新しい機能 (中公新書)作者: 富永健一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/08メディア: 新書購入: 4人 クリック: 76回この商品を含むブログ (24件) を見る ずいぶん前に購入して、少しだけ読んでほったらか…

今日は

ガイドヘルプ後、某法人運営のグループホームに宿泊予定。そして、翌朝からはまたガイドヘルプ・・・。 大変は大変だが、一人暮らしのわが家よりも生活環境としてはグループホームのほうがよかったりする。食事もコンビニ弁当じゃないし、風呂もうちより広い…

ニュースJAPAN

「障害者介護」特集。第一回。 内容は1割負担の話ばかりで、自分としては大いに不満なのだけれど、限られた時間では仕方ないとあきらめよう。しかし10分ぐらい特集の間に、気になる点が2点。 まず、自立支援法の意図についての厚生労働大臣発言「障害者の皆…

まだまだ給付抑制

無事の記経由。 訪問介護は定額払い制に 06年度の改定で厚労省 http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=03kyodo2005050201003508&cat=38 これほどまでに「給付が増えているから」という理由で、あの手この手が駆使されているのに、全く歯止め…

サービス評価雑感

90.5%が「満足」「ほぼ満足」 京都市、介護サービス評価結果(京都新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050502-00000015-kyt-l26 毎年、この評価は行なわれているらしい。昨年もYahooニュースで結果を知ったのだけれど、今年と同様に高い評価が与え…

また人集め

5月に実施する行事のボランティア参加が伸び悩んでいるため、電話かけを開始。結局、メールを送ろうが、ホームページを作ろうが、あまり人の集まりには影響が出ていないことがわかる。大多数のボランティアは活動日時さえ確認していない。こちらから電話をし…

2冊読了

中学生からの作文技術 (朝日選書)作者: 本多勝一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/10/09メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 44回この商品を含むブログ (24件) を見る 基礎的でありながらあまり教えられたことのない文章技術が、実例も豊かに紹介…