泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

「助け合い」

 5月13日厚生労働大臣閣議後記者会見より
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2005/05/k0513.html

(記者)
 障害者自立支援法案の議論が本格化してきましたけれども、障害者の中からは自己負担増等を巡って根強い反対がまだまだあると思います。大臣としては、そういった方々にどういう点を一番強調して訴えられていくのでしょうか。
(大臣)
 昨日も私のところに団体の皆さんがお越しになりまして、その中でも今のようなお話を頂きました。今私は、利用者の皆さんにご負担を頂くということで全体の社会保障の中で整合性を保ちたい、そのために利用者の負担をお願いしなければならない、とまず申し上げております。社会保障全体の整合性の中で考えなければならないというのが1点であります。それから、障害者の皆さん方もどうぞお互いの助け合い、社会保障全体がそうなんですが、障害者の皆さんもお互いの助け合いということを是非考えて頂きたいということがもう1点であります。そうしたことの中でご負担をお願いしなければならないと申し上げております。ただ同時に、それぞれ無理なご負担をお願いするということは当然に無理であり、そこはそれぞれの軽減措置等を考えておりますので、そうしたことを丁寧にご説明申し上げて、「決して過重なご負担をお願いするつもりはありません」ということを国会審議の中でもご理解いただければ有り難いと思っております。申し上げたように丁寧に丁寧にご説明申し上げていきたいと思っております。

 「過重な負担」だということを実証する資料もたくさん出しているはずなのに、こんな調子。溝はうまらない。このまま強行採決か。