泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

購入、ほぼ読了

虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス)

虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス)

 バスの待ち時間に入った書店で購入。自分の出身地の相変わらずのダメぶりを失笑しながら、ざーっと読了。「デザイン博」の小中学生動員の話とかなつかしい。自分も当時、中学生だったので覚えている。今回もどうやら同じような展開らしい。
 土建屋さん以外の誰にも大した利得などなく、赤字必至のまま見切り発車。失敗すれば、税金で尻拭い。客が入らないと、万博後の愛知はどうやら大変なことになるようなので、この際たくさん入場してもらったほうがよさそうだ。両親も住んでいることだし。
 「環境」も「福祉」も、他者に対する想像力の大切さには変わりがない。いま生活困難を抱える人々の支援をする実践が「福祉」とすれば、「環境」は将来世代の人々の生活にまで責任をもとうとする実践(かなり雑な定義とは承知しているけど)。もっといっしょにできることがあったらとはいつも思うのだが、具体的にはなかなか難しい。
 昨日のガイドヘルプでプールに行ったせいか、体が重い。もう寝る。