泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

どうして「地雷」は取り除かねばならないのか

監修者の名前につられて購入、そして読了。出版社の思うツボであろう。発達障害サポートマニュアル作者: 上原芳枝,榊原洋一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/05/28メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 38回この商品を含むブログ (1件) を見る 普通学…

つぶやき

・子どもを家まで送って、きょうだいについての相談を1時間半ぐらい聞く。それも障害をもつ子との関わりとかではなく、一般的な子育ての悩みを。そっちのほうが回答に悩む。 ・雷注意報でプール中止は正直きつい。晴れてるではないか。どのように伝えろと。 …

朝から支援学校を借りて、障害をもつ子どもたちときょうだいと学生ボランティアによる活動。様子を見に来た校長と全く対等な感じでしゃべる新入生のおねえちゃん(小3)の姿に、この大人びた安定感はどこから来るのだろうと驚きも面白がりもする。 丸一日の…

親であるだけでは書けない

読了。積読になっていた。あの夜、君が泣いたわけ―自閉症の子とともに生きて作者: 野沢和弘出版社/メーカー: 中央法規出版発売日: 2010/09メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 125回この商品を含むブログ (1件) を見る 少し前に出されて、ネット上では障害…

朝から長めのガイド。 なぜだろう。子ども相手のガイドヘルプを長年やってきているのに、今日は何度も「子どもと出かける父親って、こんな感じなのだろうか」と思えた。こんなことは、はじめてである。 子どもの特徴ゆえか、行き先の問題か、自分の疲れか。…

夜から情緒不安定。昼間はやや躁っぽかった。反動か。おまけに夕飯食べたら、ひどい下痢。明日は長めのガイドだし、トイレに行くのは避けたい。明日の夜までは、このまま絶食予定。 今日はたくさんの子どもと職員と学生スタッフといっしょに過ごしていたのに…

野沢節

amazonや楽天では取り扱いがないので書影が貼れない。 野澤和弘著『廃墟の中の希望 知的障害と社会シリーズ4・論説集』Sプランニング。 読了。毎日新聞の社説のほか、著者があちこちに書いた文章を集めたもの。最近の政治や政策について、主に知的障害の方た…

訳あって飲まず食わずの行動援護のラストは、ノンストップの1万歩が待っていた。 彼のアイスを買いたい気持ちはよくわかるが、家に帰るまでは絶対に食べないのであり、家に帰った時には確実にすべて液状化しているのである。うーむ。

朝から日中一時支援事業所。昼前に事務所に戻って、書類づくり。昼からガイドヘルプで隣町の公営プールへ。流れるプールを中心に3時間半。よく日に焼けた小学生たちだらけの中に、けっこう大きな彼とおっさんヘルパーひとり。流れるプールは「自分から動かな…

夏休み初日。子育てひろば→銀行→日中一時支援事業所→ガイドヘルプ→郵便局→日中一時支援事業所→社会保険事務と給与計算・給与作成。ぐったり。明日は朝が早い。プールにも入ることになりそうだし、早めに休む。

「当たり前の生活」の暴力と誘惑

インクルーシブな社会をめざして―ノーマリゼーション・インクルージョン・障害者権利条約作者: 清水貞夫出版社/メーカー: クリエイツかもがわ発売日: 2010/03/31メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 13回この商品を含むブログ (1件) を見る 誰かの暮…

概念モデル

単なる趣味として研究方法を学ぶ夜。概念モデルをつくる (臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト) (シリーズ・臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト)作者: 松村真司,福原俊一出版社/メーカー: NPO法人健康医療評価研究機構(iHope)発売日: 2008/09/1…

この夏の活動に申し込みのあった子どもについて保護者から電話で話を聞いていたら、様子が少し特徴的。障害名を尋ねたら、どこかで聞いたことがある。うちで支援するのは二人目だ。 出生20000人に1人の遺伝子疾患。そんな確率でもまた出会えた。経験を活かす…

ポケモン映画。もちろん仕事で。いまだにまったくわからないのだが、何が楽しくてポケモンは戦わされているのだろう。 映画館にゲーム機を持って行って、上映前にポケモンをワイヤレスで受け取るとか、その後おもちゃ売り場で引換券を出して今度は赤外線で受…

他事業所が夏に2週間休むとか1週間休むとかで、一日も休まないうちの事業所に集中的に支援を求めてきて「なんでもっとヘルパーが調整できないのか」と非難される理不尽。言う相手が間違っていないか。 今日は疲労困憊で自分ひとり早めに帰宅。周囲への申し訳…

帰宅途中、夕飯を買おうといつものコンビニに寄ったところ、野菜売り場ができている。 「何時に帰っても自炊ができるよ。スーパーが閉まっても安心して深夜まで仕事を続けなさい」とささやかれている気がする。 喜んでよいのか。これは。

誰のことについて知りたい調査なのか

つい先日、地元自治体での会議にて、住民に子育て支援についての意識調査(満足度など含む)を行なう予定が示されたのである。他の委員からは素朴に「全員に回答してもらうのか」みたいな質問があり、事務局は「コストの問題もあるし、無作為抽出」と回答。…

ケース会議ではいけないのだろうか

就学指導委員会が不要な気がしてきた。 その昔「『適正』就学指導委員会」が批判されたのとは、少し違う意味で。 就学指導委員会が一方的に就学先を保護者に押しつけるなんてことは思っていないけれど、現状では(この地域に関しては)子どもについての限定…

今日の怒りどころ2つ

その1。経緯。先月半ばに教育委員会を通じて、各小学校の支援学級に企画の案内を配布。締切は先月25日。締切を10日ほど過ぎて、保護者の連絡により、ひとつの小学校だけ配布されていないことが明らかに。定員も超えてしまっているが、その小学校からの申込…

つぶやき

・歩数計を購入して、カバンに入れてみた。週末のガイドは1万歩超えるが、平日はそうでもない。 ・テレビで「英才教育」の様子を見て、暗い気持ちに。幼児が円周率何桁覚えられようが、英語をどれだけ聴き取れようが、何の幸せを保証してくれるわけでもない…

放課後に求められるもの

子どもたちの放課後を救え!作者: 川上敬二郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (8件) を見る 放課後の子どもたちの現状についてもっと書かれているのかと思ったらそれほどでもなくて、…

「睡眠リズムは脳に大切」で終わらせたくない人たち

少し前に話題になりつつも、スルーしていたのだけれど、bem21stさんが紹介してくださっていたのをきっかけにちゃんと読んだ。乳幼児期の規則正しい睡眠のリズムが脳機能の正常な発達に重要であることを実験的に証明しました http://www.pref.aichi.jp/000004…

つぶやき

・事業所指定申請書類提出。不足している書類をそろえるにはさほど時間もかからないだろう。それでたぶん大丈夫とは思うが、楽観はできない。あと1か月半ぐらいは、ずっともやもやしているかも。やるべきことを一段落させたという少しだけの達成感はある。 …

7月上旬の総務担当者

出勤すると、事務所の自転車置き場は勝手に停められた自転車でいっぱい。自分の自転車が停められない。ほっておくと、車いすスロープのところも平気で塞いでいくので、強制撤去。あちこちの自転車置き場に移動させる。朝からいったい何の仕事なのだか。移動…

屋内ガイドヘルプの怪

午前。役場で二課まわってから、子育て広場へ。 毎日不特定多数の子どもが出入りする場である。行くたびにはじめて会う子がいっぱいいるのだが、ちょくちょく「気になる」子がいる。自分の発達を見る目に十分な自信はないものの、おそらく診断名がつくところ…

6月30日課長会議資料「障害児支援の強化について」要約(※リンク間違い修正しました)

さて、昨日の課長会議から一日が経ち、資料が出てきた。さあ、いよいよ来年4月から誕生する児童デイ放課後型の詳細が明らかになるのか。どきどき。 障害保健福祉関係主管課長会議資料 (社会・援護局障害保健福祉部 精神・障害保健課) http://www.mhlw.go.j…