泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 朝から日中一時支援事業所。昼前に事務所に戻って、書類づくり。昼からガイドヘルプで隣町の公営プールへ。流れるプールを中心に3時間半。よく日に焼けた小学生たちだらけの中に、けっこう大きな彼とおっさんヘルパーひとり。流れるプールは「自分から動かなくても勝手に流れていく」のではない。「強制的に歩かされる」ものである。終了後の体のだるさがすごい。
 12時間労働で力尽きて帰宅。勤務開始が最も早く、一番早く帰るべきスタッフは今日も帰らない。平均は13時間労働ぐらいか。仕事の質を追求して、自分から仕事をどんどん増やす。それが誇りになっており、いくら言っても、歯止めをかける意思はない。入れ替わり可能なシステムを作る気もなく、属人化を極めていく。一方で、恋人が少し離れたところにおり、結婚すれば辞める可能性だってあるというようなことをほのめかす。
 追い詰められるばかりだが、みんな何も変えたがらない。何も変えたがらないまま、「このままでは崩壊するぞ。崩壊すればみんなお前の責任だ」というプレッシャーをかけてくる。
 昨年や一昨年の日記を見ても、同じようなことを書いているが、絶望感は日ごとに増すばかり。肉体的な疲弊が拍車をかける。