泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

7月上旬の総務担当者

 出勤すると、事務所の自転車置き場は勝手に停められた自転車でいっぱい。自分の自転車が停められない。ほっておくと、車いすスロープのところも平気で塞いでいくので、強制撤去。あちこちの自転車置き場に移動させる。朝からいったい何の仕事なのだか。移動させても、数台はまた性懲りもなく翌日に駐車。いったいどうしてくれよう。とりあえず移動距離をどんどん伸ばして対抗しているが、いたちごっこは嫌だ。
 7月上旬は、源泉徴収税の納付と社会保険料の算定基礎届の提出と労働保険の概算保険料の納付とが同時にやってくる。年に1回しかない事務は、すぐにやり方を忘れるので、かなり時間をとられる。これらの仕事は法人の中で他の誰にもわからない。昨年度に自分で作った書類を参照しながら思い出すしかない。孤独な仕事。今日は、昼間の事務所にほとんど誰もいなかったので、なおさら。
 夕方のガイドで長い時間風呂に入って疲れたためか、猛烈な眠気に襲われながら、明日までに作らなければいけない書類づくり。こんなときに限って自分のすべき仕事に対する他職員からのやさしくないパスが続出。
 職場の中で事務をあまりすることのない皆さんへ。事務担当者のほうで何とかしてくれるだろう、という考えで、不完全なものを渡すのはやめましょう。あなたがほんの数秒とか数分で埋められる穴を埋めないで渡したばかりに、事務担当者は数十分とか1時間とかのタイムロスをすることがあります。忙しそうにする皆さんに何度も同じことを言いたくないので、事務担当者は文句ひとつ言わず耐えたりしていますが、けっこうなストレスです。組織全体の仕事の効率化のためにもよろしく、とここに書く無意味。