泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

明日から5年目。

法人を立ち上げたとき、5年後の未来をどう思い描いていたか、あまり思い出せない。当時はもっと楽観的だったような気もする。支援費制度がはじまったところだったし、利用もどんどん伸びて、法人も大きくなるだろうと。利用は確かにどんどん伸びたものの、そ…

異動2

副校長だけかと思ったら、校長も異動だった。この5年で4人目。幸いなのは、新校長は一昨年の教頭。人柄はわかる。 行政関係でひとりだけ異動がわかり、こちらは少し不安。珍しく官僚的な人ではなかったので。うちのような小さく不安定な事業所でも指定を受け…

知的障害をもつ人による子育てを支援することが、家事援助と比べて難しいのは、子育てということがそもそも想像力を強く求めるものだからなのだな、ということを実感。しつけの必要というのは、どうやって理解されるか。

異動

毎年度恒例となった関係機関の人事異動に気を揉む季節。自治体関係で大切な人は変わらない様子なので安心していたら、養護学校の副校長が異動と先ほど発覚。学校施設の活用について、近隣自治体の思惑で複雑な事態が水面下に生じており、ずいぶん相談に乗っ…

受け入れ拒否

ボランティアをしたいとやってきた人と面接をして、こちらから活動を断った。大学生のときにボランティアコーディネーションの真似事をするようになってから、十数年。はじめてのことだ。これまで受け入れてきた数百人のボランティアの中にも多様性があり、…

年度末のみんな大変な中、この場ぐらいでしか言えないので言う。休みたい。3月きつすぎる。おとといの14時間ガイドの疲れが全くとれない。昨年と一昨年の日記を見たら、やっぱり同じようなことを言っている。 次年度の院ゼミは6時半ぐらいかららしい。この時…

まだまだ不十分だが、週3日お願いできそうな人が見つかり、スタッフ探しはひとまず一段落。 見つかったらもっと開放感に浸れるだろうと予想していたが、いざそのときが来たら全くそんなことはなかった。まだ何もはじまっていないのだから当たり前だ。 今日は…

ヘッドハンティング

いまだに4月以降のスタッフは確定せず。心がすり減る。 昨日今日と学童にて新入生と指導員の顔合わせ。昨日の学童は、養護学校生の受け入れがはじめて。子どもはかなり大変な感じだが、現場の受け入れ姿勢は良好。はじめ大泣きしていた子どもも次第に笑顔が…

「もうやりたくない」という法人を、自治体職員といっしょに「まあ、そんなこと言わないでもうちょっとがんばりましょうよ」となだめるという奇妙な会議が終了。どうしても無理となれば、自分のところでやらざるをえないのだけれど、そんなこと年度末に突然…

包摂と排除

渡会知子(2007)「相互作用過程における『包摂』と『排除』」『社会学評論』57(3):600-614. 自分にとっては、とても面白い、ということの備忘メモ。

誕生日。31歳。 そのことには何の感慨も無く、続く学童スタッフ探し。先ほど「少し考えさせてほしい」と言ってくれた人が前向きになってくれれば、ぐっと楽になるが、まだまだどうなるかわからない。ひとまず4月の1週目までは現有戦力でなんとかなる見込み。…

今日は学童。ここは子どももスタッフも安定しているので、自分が入るのはせいぜい2ヶ月に1度ぐらい。加配としてついている子どもよりも、周りの子どもと全く遊べないでひとりぼっちの子どものほうがずっと気になる。ものすごく自分勝手な遊び方をする子ども…

帰宅して、ドアを開けた瞬間に電話。そのまま緊急訪問。もう4時間も荒れ続けているという本人に落ち着いてもらって、寝るまで待って、先ほど帰宅。別に何をしたでもないけれど、家族以外の者がやって来るだけでおさまる場面というのもあるわけで。 利用者と…

立ち位置

先日書いた日記を、尊敬する冨田さんに紹介いただいた(ありがとうございます>とみたさん)ので、丁寧に応答したいのだけれど、心身ともにかなりへばっており、今は書けそうにない。思うところをうんと手短に書けば、社会全体が変動してきた中でのソーシャ…

もう短縮

怒涛の3月が到来。養護学校は明日から春休みまでほとんど短縮。例年以上に早い気がする。卒業式も近づいており、高等部の卒業生は4月2日を迎えるまでに22日休みがあり、小中学部の卒業生も入学式まで24日ぐらい休みがある。卒業生以外も20日近く休み。冬休み…

考え込んでしまい眠れない。

今日は他にも次年度について暗い話があったし、気持ちが休まらない。悩みは8割がた学童のこと。また大変な人と仕事をしなければいけないかもしれない。自分は耐えられても、アルバイトは耐えられないかもしれない。絶えられずに辞めれば、また人探し。この繰…

ソーシャルワークの境界

養護学校の動き方にふりまわされ、疲れている。 その動きを誘発した子どもの保護者にも、疲れている。 自分がものすごい精力を傾けてきた事業の内容について、ちょっと小耳にはさんだ程度の教員からケース会議を開くと言われて、きっと軽々しく「もっとこう…