泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 今日は学童。ここは子どももスタッフも安定しているので、自分が入るのはせいぜい2ヶ月に1度ぐらい。加配としてついている子どもよりも、周りの子どもと全く遊べないでひとりぼっちの子どものほうがずっと気になる。ものすごく自分勝手な遊び方をする子どもが、どうも発達障害っぽく見えてしまうのは、職業病か。

 学童の加配として週2日夕方のみ動ける人を1名確保。保育士。あと最低でも2名は欲しい。人数が増えすぎてもダメで、少数精鋭が理想。しかし、そんな人材はこの2年ぐらい見つかっていない。いきなり長時間利用からはじまる4月2日がこわい。

 春休みの学生ボランティア確保はあと一息。たぶんなんとかなる。それにしても、1日に20人とか、よく集まるものだ。ただし、ほとんど女子学生ばかり。男子が全体の5%ぐらい。いったんこうなると、ますます男が集まらない。悪循環。親の会が母親ばかりになって父親が来づらくなるのと似たような構図。なぜか続けざまに中学3年生からの活動希望も。

 先日、移動支援の申請を自治体に出した子どもの両親の年齢が自分と同じ。ついにこのときが来た。大学1回生のときに、この地でボランティア活動をはじめて、11年。もはや子どもたちにとっての「おにいさん」ではなくなった。「うちのダンナより、ずっと落ち着いている」ってお母さん、ダンナさんも職場ではきっと落ち着いているよ。

 明日のガイドは目的地を聞いてびっくり。隣の隣の県。特急に乗って片道2時間。さすがに地理がほとんどわからない。ネットで調べるにも、限度がある。少し緊張。電動車イスとの長旅。

 その間に、学生スタッフたちは自分たちで研修を組んでいる。自主性は確実に育った。

 それにしても精一杯早く寝るようにしているのに、疲れがとれない。夢見も悪い。ふくらはぎが重たい。