泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

タイトルが素晴らしかったので

社会福祉学は「知的障害者」に向き合えたか作者: 中野敏子出版社/メーカー: 高菅出版発売日: 2009/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 一気に読み終えられるかと思ったが、ずいぶん時間がかかった。 貴重な本であ…

政令指定都市でさえ

エスカレーター介助(エレベーターがないから)のために、隣の駅から駅員が電車に乗ってかけつけるのを待たされるという初めての経験。観光地がこんなことで大丈夫なのだろうか…。こんなに待たされるぐらいなら、自分でやりますけど。私鉄の駅員が「介助しな…

社会福祉学の反省

高沢武司(1970)「社会事業における『実践』の問題とその理論的基盤 ―社会事業理論をめぐる状況についてのノート―」『社会福祉研究』6、28-34。 「実践」に値いする実践が研究者にはみえないところで展開され、創造され、逆に啓蒙的に「実践」が研究者によ…

まちの便利屋さん

夕方かかってきた電話に軽く受け流す感じで返答したのだけれど、こんな時間になって腹が立ってきた。 「隣町で無料でやっている『習い事』に子どもを参加させているが、それをこの地域でもしたい。講師はこの地域にもボランティアで来てくれると言っている。…

一気読み

自閉症の人の人間力を育てる作者: 篁一誠,東京都自閉症協会出版社/メーカー: ぶどう社発売日: 2009/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る 「うわー、ここまで言いきって大丈夫か」と何度も思いつつ読んだ。しか…

緊急雇用創出

緊急雇用創出事業関連で、地元自治体にもたくさんのお金がばらまかれて、うちの法人も何か仕事を作るように求められそうな見込み。この機会を活かして、自治体は単費事業を移行させたがる。人をうまく雇えれば楽になることは多い。でも、3年で緊急雇用創出は…

新学年

子どもたちの新学年も1週間経過。 クラス替えというのは、ときに子どもの学校生活における大きなターニングポイントになるのだろうが、養護学校においても例外ではない。4人や5人の生徒に対して教師が3人とか4人いて、小学1年から6年までごちゃ混ぜになって…

携帯機種変更

9年2ヶ月ぶり。長年にわたり、よくがんばってくれたP501i。携帯屋にもっと驚かれるかと思ったが、意外と向こうは冷静だった。つまらない。

加算

「特定事業所加算」の申請書類がほぼ完成。 下の記事にも書かれているとおり、この4月から加算だらけの報酬体系になった障害者自立支援法。 障害福祉サービス報酬改定のパブコメ結果を公表−厚労省 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000007-cbn-…

算数

社会福祉法人に係る審査基準 これはなんだ? (とみたの大耳・小耳(改)) http://totutotu.seesaa.net/article/116772762.html 社会福祉事業関連の予算総額に適当な労働分配率をかけて、いわゆる「常勤換算」の職員総数で割ったら、どのぐらいの数字になる…

行動分析する行動の強化

行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論作者: 舞田竜宣,杉山尚子出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/12/17メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 57回この商品を含むブログ (25件) を見る 最近まったく本を読めていないので、せめて読…

大氷山の一角

車いす少女の中学入学を拒否…奈良・下市町、財政難理由に http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090404-00000525-yom-soci 奈良県下市町の町立小学校を今春卒業した、下半身不随で車いす生活を送る少女(12)が、入学を望んだ町立中学校の設備が不十分とし…

新年度はじまる

いろいろ書くべきことはあるものの、肉体的に疲れすぎて、きちんとしたものを書く余力なし。たぶん来週いっぱいぐらいまでこんな状況は続く。他の職員もみんな同じ状況。月100時間を軽く超える残業。もちろん手当など一切ない。そんな中、ひとり親家庭がまた…