泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

ロボットの心

 自閉症児の保護者が、特に脳科学についても認知科学についても障害についても勉強をしているわけじゃないのに、映画『ウォーリー』を見て、「ウォーリーが自閉の子に思えて仕方なかった」と話す。いくらか「自閉症」やマインドサイエンスについて勉強している人ならば、そういう「見方」をすることも珍しくないだろうが、自然にそう見えたと。
 自分は仕事の関係でこの映画を2回も見る羽目になったのに(しかも、1回は自閉の子といっしょに見ているのに)、その発想がなかった。まだまだものを考える機会をたくさん逃している。