泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

半年あまりが経ち

大震災 自閉っこ家族のサバイバル

大震災 自閉っこ家族のサバイバル

 ようやく入手して読了。とにかく貴重な記録。自閉症児とその家族が「被災するとどんな状況に陥るのか」「どんな手立てを打つべきか」はもちろんよく知ることができるけれど、被災を通じて見えてくる大切なものの存在によって、読者は地域社会への信頼を少しだけ取り戻せるかもしれない。
 本の収益の一部は自閉症関係のところに寄付されるとのこと。だから、被災地支援の一環として買うのもよい。