泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

時間

 ときに時間の流れは早く感じたり、遅く感じたりするわけだけれど、それを「早く『感じている』」と反省的に考えることが難しければ、時間というのはひどく不安定な指標で、時計さえもほとんど当てにならないのかもしれない。時計が理解できたら便利だ、とは言うけれども、スピードが急に変わる時間の中を生きているとしたら、どれほど日々の周囲からの要求は理不尽なものだろうか。
 そうか、この子たちは「時間の哲学」を提起しているのだ。