泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[近況]

 依然として苦しむ学童保育所の障害児加配スタッフ探し。やっと見つけた主婦(ヘルパー2級)が「うまくやれるかどうか自信がない」「ひとりではまだできない」と言って、しばらく自分といっしょに入ることに。これで「やっぱり無理」と言われたら、これだけかけた手間ひまはいったい何だったのだろう。
 さらに週1日のバイトをOKしてもらえていた学生が「やっぱり忙しくなるので辞めたい」と先ほど連絡。いつ決断したのか知らないが、こちらから連絡しないと何も言ってこない。なめられたものだ。
 また他の学童では、指導員(行政雇用)が一人を残して全員入れ替わり、極端にムードが悪化。よそからやってきた指導員のおばちゃんが腕組みをしたり、ポケットに手をつっこみながら、子どもたちをにらみつけ続けており、「これで10年やってきた」と胸を張っている。「もともと子どもは嫌い」らしい。障害をもつ子どもになんぞ、全く関心なし。開始1週間なのに、もう保護者から苦情が来ているそうだ。昨年度から唯一継続してくれている主任指導員(とても理解のある人)が苦労しているが、この人も4月いっぱいで辞める。最悪である。子どもたちはみんなやさしくたくましいので、きっと楽しく過ごしていけると信じているが、何のための大人の存在だろう。あまりにムードが悪くなると、うちから派遣している加配まで辞めると言い出しかねないので、それも不安でたまらない。
 養護学校はたった1年で校長が交代。気さくに接してくれていた事務部長も交代。学校の施設が借りにくくならないかどうか。明日にはあいさつに行く。
 最近、学童がらみの仕事ばかり。先週も毎日学童だったし、いま「ご職業は?」と聞かれたらたぶん「学童の加配指導員です」と答える。一方で、自立支援法がらみの事務が山ほどたまっている。嗚呼。