泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 数日前から体調がすぐれなかった。そして、昨夜から激しい下痢。今朝から何も口にしないでいたにもかかわらず、ガイドヘルプ中に強烈な腹痛に見舞われる。しかも、地元ではなく、トイレの場所もよくわからない土地。こちらの体調なんか全く知ったことではなく、目も離せない子どもといっしょにどうやってトイレに行くか(子どもは、うめき苦しんでいるこちらを見ながら、おにぎりを頬張り、ケラケラ笑っていた)。一度は通りがかりの人にお願いして見てもらおうかとさえ思ったが、運よく広いトイレを見つけ、いささか強引に連れ込むようにして、なんとか乗り切れる。年に1回か2回ぐらいは、こういうことがある。ガイドヘルプにとって下痢は本当におそろしい。
 昼頃から頭痛やセキもひどくなり、絶食のまま学童へ。指導員が大きく入れ替わった学童。これまでお山の大将として仕切ってきた指導員(まだ経験年数1年半)が、異動してきたベテラン指導員に口をはさませまいと虚勢をはっているが、力量の無さがどんどん露呈しており、力関係が変わるのにそれほどの時間はかからないだろう。今日の指導員どうしの話の中でも「ひとり(の障害児)のために、他の子どもを犠牲にできない」などと言ったらしく、確実に孤立を深めつつある。しかし、昨年度はこの人に周りの指導員が合わせてきたので、それがここのスタンダードだったのだ。異動ひとつでこんなに変わる。システムとしては大問題だが、ひとまず状況が好転しそうなことがうれしい。ベテラン指導員が、自然に声をかけてくれる。
 その他にも加配を派遣している学童が2ヶ所。それぞれに新年度を迎えて、大変に個性豊かな展開をしており、しばらくは落ち着きそうもない。一時預かりの場を3つに分けてやっているようなものだから、とても疲れる(しかも、学童そのものの運営はこちらがやっているわけではない)。明日は朝から大学行って、社会保険事務所行って、昼から学童、夜に加配指導員と保護者の打ち合わせ。
 まずは、体を治さなければ・・・。いったい何の薬を飲めばよいのやら。