泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 風邪をひいた。ノド痛い。
 せっかく需給調整が終わったと思ったのに、学童がらみで悩まされっぱなし。学校を休んでいるのに学童には連れてこられる子ども。次年度通所の申し込み締め切りを過ぎてからの書類提出。他に利用児童がひとりもいない日に養護学校生だけ通所の学童(加配だけでは開所できないので、この子のために指導員出勤)。加配の家族の入院。加えて、学生ガイドヘルパーの骨折。気が休まらない。
 この1週間ほどは保育所をまわっていた。次年度に学童に通所する可能性のある子どもを見て、加配の必要性について判断するという大事な仕事。まあ、行政の思惑もあり、自分の判断だけで決まることはないのだけれど。それにしても、行政から要請が入る時期が遅すぎる。もう1ヶ月前に頼んでくれたらいいのに。
 保育所の環境は、学童と全く異なるので参考にしづらい部分も多く、保育士からいろいろと聞き出して、学童での動きを行動予測するしかない。加配がいるか、いらないか、なんて乱暴な二者択一じゃなくて、指導員全員の動き方を考えたいのだけれど、現実にはあまり指導員に期待できない。ここがもどかしい。効率的でもない。
 明日、行政と協議して、ようやく次年度4月からの人の配置が見えてくる、予定。これまで以上に、自分たちでやるばかりでなく、地域の社会資源を育てる姿勢を強めていけるような仕組みを作っていく見通しなのだけれど、はたしてうまくいくのかどうか。