泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[近況]当事者参加?

 自治体のホームページに障害者計画策定委員会の議事録が出ていた。ひととおり目を通す。
 このレベルはひどい。策定委員会とは思えない。誰かがうちの法人の話もしているが、ところどころ間違っているし。誰にも障害者福祉全体の見取り図が描けていない。制度のことも、当事者のニーズのことも。
 これじゃあ、策定委員会という名の陳情集団。それぞれが組織を背負ってきている責任はあるだろうけれど、策定委員会の場で行政にあれしてくれこれしてくれって、どういうことだ。それも補助金がカットされたから、なんとかしてくれとかそういう次元。こんなニーズが置き去りにされているとかいう話さえない。
 おごるなと言われるかもしれないが、委員長(某法人の偉い人)を除けば、どの委員よりも自分のほうが「わかっている」自信がある。形式的に当事者参加を進める前に、考えなきゃいけないことがあるんじゃなかろうか。いらいら。