泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

聞きたくないが、聞かねばならない

他事業所についての情報が入りまくる。同じ事業所について良い情報も悪い情報も入りまくる。悪い情報をたくさん聞いていたとしても「通うことに決めました」と保護者から言われたとき、何を伝えることもできない。だんだん自分の耳を塞ぎたくなってくるが、…

地元の子ども・子育て会議に出席。 保育に関わる資源の必要量について試算が出されてくる。国から必要量を推計するための計算式が出されているようだが、現状とかけ離れた数字が続々と並ぶ。極端に少なかったり、逆に多かったりする。当然、補正をかけなけれ…

彼らは介護職として定年まで働き抜けるのだろうか

介護職の賃金 平均より約9万円低い http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140423/k10013963301000.html (介護施設で働く人の賃金について)去年10月の時点で正規職員の賃金の平均は月額で20万7795円と、すべての産業の平均(29万5700円)よりお…

ガイドヘルプして、記録書いて、支援ツール作って、欠員を埋めるための求人かけて、応募がないので条件見直して、急に舞い込んできた障害福祉とも少し違う相談受けて、新設の事業所について設計士と話して、土木行政と話して、入札の準備進めて、駐車場探し…

支援で子どもと公園へ。 テレビで「公園にいる変質者はこんなふうに子どもを狙っている」という特集を見て以来、公園に来た大人たちからの目に気をつかわざるをえない。ずいぶん地域で認知されてきたと思うし、通報とかされないと信じてはいるが、どうも落ち…

ひさしぶりに15時間がんばった日の翌朝、職員みんなから批判を浴びまくる夢で目覚めたときの疲労感ハンパない。

片道4時間の日帰り出張。某所で行われた「交流会」に招かれて出席。 ほとんど知らない人ばかりの中で、黙々と豪華な飯を食うことになるのだろうかと想像していたが、地域生活支援業界のパイオニアと思いがけず再会。10年ぶりくらいだろうか。近況をお聞きす…

子どもにとって集団ってそんなによいものだろうか。

公園で子どもたちと全力の鬼ごっこをする。もちろん仕事で。 もう何年も続けてきているのだが、自分が主に関わっているのは特定の支援が必要な子どもである。年月が経つにつれて、周囲の環境は変わる。特に「お友だち」の顔ぶれは変わっていく。 公園でいっ…

消費増税のささやかな影響

電車賃の値上げがそのうち利用者さんの切符購入に影響するだろうと思っていたが、増税から1週間。ついに。 いつも券売機上にある路線と料金のかかれた図を見上げて、目的地の駅名を指さし、読み上げてから切符を買っていたが、およそ駅名と所要金額を記憶し…

「おそれを知って、できなくなる」という成長

「できていたことができなくなってしまうこと」は、一般にはあまり肯定的に捉えられない。 なぜできなくなったのか。およそ人間の能力というのは若いあいだ、伸び続けるか、せいぜい横ばいであると思われていて、できなくなるのは「老い」や「障害」の負の側…

年度が変わったとは信じたくないぐらいにすっきりしない。前年度からの積み残しが多すぎる。 2013年度。法人設立以来、これほど想定外のつらい出来事の多い年はなかった。人の健康、資金獲得。その影響は大きく、いまだ対応に追われ続けている。社会保険の切…