泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

待望の

 2巻が出た。

プロチチ(2) (イブニングKC)

プロチチ(2) (イブニングKC)

 つらいことは現実だけでたくさんだと思う自分にとって、この「悪い人が出てこない」感じがとても気持ちいい。パパがはじめたバイト先の人々がみんな良い人過ぎる。きっとこんなことはほぼありえない。ここに希望を感じるのか失望を感じるのかは、立場や経験によって変わるのだろう。
 「パパの発達障害」も「子どもの育ち」も明るい描き方で、子育てひろばに置いといたら、ちょうどよい気がしてきた。保育士がなんて言うかはわからないけど、提案してみよう。
 奥付を見ると、隔週刊の雑誌にたぶん隔刊連載。そして、1冊に9話収録。ということは3巻がでるのは、来年の夏頃だろうか…。クオリティの高さと引き換えに、辛抱は必要だ。