泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

もう乗り越えられないよ。疲れたよ。

「福祉」が「福祉」の邪魔をする(1)

次年度からの療育に向けて、受け入れる子どもの基準を関係者で再考。 受け入れ幅を少し広げていく方向性を決めた。発達指数で言えば「下」に。 法人スタッフはもちろん、外部の関係者も「本当にこれでいいのだろうか」と思っている。自分も思っている。 何度…

圧巻の「障害児の親」研究が出た

自分は「実証研究」と呼ばれるものがあまり好きではない。対人援助分野に関して言えば、多くが「およそ現場でわかっている」ことを再確認するか、現場の感覚であれば当然のごとく「変数」としてリサーチデザインに組み込まれるべきものが抜け落ちているのを…

この文脈で何がどう「誤解」なのか?

話題となっている報道ステーションでの石原「尊厳死」発言。動画は消されてしまうかもしれないので、文字に起こしてみた。 報ステ 石原伸晃 ナマポ 尊厳死発言-2012年09月11日 http://www.dailymotion.com/video/xtgvfv_yyy-yyyy-yyy-yyyyy-12y09y11y_news …

見たくない名前たち

発達障害と向き合う (幻冬舎ルネッサンス新書 た-6-1)作者: 竹内吉和出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス発売日: 2012/04/24メディア: 新書購入: 3人 クリック: 34回この商品を含むブログを見る 発達障害関連の本が新書で次々と出版されて、どうせ追いつか…

支援者が集められる。地域福祉活動計画の中で「障害者のためにできることを考えたい」と社会福祉協議会が言う。 社会福祉協議会が何をやっているのかをよく知らないから、みんないろいろ聞く。社会福祉協議会の機能や事業内容を踏まえれば「住民主体の地域福…

子どもたちの夏休み終了。 これで平日昼間の体力消耗は穏やかになる。同時に、目の前の肉体労働に追われて見えにくくなっていたものが一気に姿を現す。もっぱら法人の未来に関わること。 場所、人、金。みんな結びついている。切り離して考えることはできな…