泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

見たくない名前たち

発達障害と向き合う (幻冬舎ルネッサンス新書 た-6-1)

発達障害と向き合う (幻冬舎ルネッサンス新書 た-6-1)

 発達障害関連の本が新書で次々と出版されて、どうせ追いつかないから無理して読もうとするのはやめようと決めていたが、もし誰かから「この本、読みましたか?」と聞かれたときに「読んでいない」という答えばかり続けるのは関係者としてまずいのではないかと思えてきた。書店でたまたま目立つところに置かれていたものを購入。
 ちょくちょく引っかかる部分はありつつも、極端にトンデモな点もなく、短期記憶とか認知処理様式の特性とか確かに大事なポイントだよななどと読み進めていき、終盤の第6章。
 まさかの「ホンマでっか!?」2連発。
 澤口俊之。植木理恵
 しかも「澤口さんが『ホンマでっか』で言ってました」と「『ホンマでっか』に出てる植木さんが著書に書いてました」で、一次資料さえ示さず。
 それらの名前を見ただけで、どーっと疲れる。次の章には森田ゆりさんのアサーティブネストレーニングの話。お願いだから、ホンマでっかの人たちと並べないでくれ…。