泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 子どもたちの夏休み終了。
 これで平日昼間の体力消耗は穏やかになる。同時に、目の前の肉体労働に追われて見えにくくなっていたものが一気に姿を現す。もっぱら法人の未来に関わること。
 場所、人、金。みんな結びついている。切り離して考えることはできないが、足並みをそろえて事態が動いてくれるわけでもない。この流動性の中で重要な決断を繰り返し迫られることになるはずの向こう半年間はきつい。
 そして、気がつけば膨大になっていた事務処理の効率化。今まで現金で受け取っていた利用料等の口座振替をついに決断。ただ、我らがメインバンクである某地方銀行はデータのやりとりを紙媒体かフロッピーディスクでしかやってくれないと言う。ちなみに、手数料は紙媒体のほうがずっと高い。
 外付けのフロッピーディスクドライブは昔使っていたやつが残っていたけれど、まだどこかで売ってんのかなあ、FD。データ入力のために購入したソフトもFDで、10年ほど引き返した気がする。このどうってことのないソフトが1万円。銀行というのは実に零細NPOにやさしくない。