泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 朝から障害をもつ子ども向けのウィンタースクール。学生スタッフたちに混ざって、子どもにマンツーマンでつく。参加者の急な変更があったためで、いつもカメラマンばかりさせられる自分としては、少し珍しい。
 工作とか調理とか、この種の活動以外ではあまりしない(アウトドアの支援ではありえない)。たまにすると、日常の子どもとの関わりの中ではあまり見えてこない特性がよく見えて興味深い。今日は発見が多かった。「この工程に躊躇するということは…」と考えていくと、他の場面での支援内容にも強く結びついてくる。これは「発達検査」のもつ機能にも似ている。
 終了後は事務所に戻り、年末調整の計算。該当者の人数が昨年の倍になったので、時間がかかる。おまけにいくつか間違いを見つけては、途中から計算をやりなおし。イライラする。
 明日は、土曜日なのに休みである。直接支援としてはガイドヘルプが中心である自分の業務の中では、奇跡に近い。