泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

今年の終わりに

 ガイドヘルプとか、請求事務とか、他事業所でケガをした子どものために病院探しとか(こんな目の離しにくい子どもを「見てなかった」ってどういうことだ?)。この年末に歯医者探しはとても難しい。
 ウィンタースクールも年内のものはすべて終わった。年末年始の仕事はあまりない。12月はほとんど休みがとれなかったが、明日はのんびり過ごし、たぶん元旦から少し帰省する。
 自戒を込めて言えば、こんなことができるのは、うちの事業所が大したことないからである。年末年始に休むなんて、子どもを家族にまかせられることに甘えているだけで、崖っぷちの生活に直面していないからだ。年末年始だけ子どもが支援を必要としなくなる、なんてことはないわけで、支援を使う側も自分たちもなんとなく「正月ぐらいは家族がどうにかするもの」という規範に浸っているに過ぎない(あるいは、「正月はお父さんが休みだから」とか)。
 その点では、正月も休みなしに働くぐらいになってこそ、うちはいっちょまえに「地域生活支援をやっています」と言えるのだろう、と思う。まだまだ楽な仕事をしている。
 とはいえ、一年間、十分な休養もとれない中で職員はみんなよくがんばってくれた。そして、自分も疲れが全然とれない。最近は夜8時ぐらいからもうバテはじめて、仕事への活力が弱まる。帰宅してから本を読む余力もあまり残っていない。生活環境と健康状態の改善が来年の課題なのかもしれない。見通しは、暗い。