泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

つぶやき

・昨日はバスを借りて、数家族と学生ボランティアたちとテーマパークへ。今日はヘルパーを1人同行させて、ガイドヘルプで遊園地へ。気楽な支援だと思われるだろうか。冗談じゃない。
・親どうしの関係性とか、個々の親の求める支援の水準とかまでわかってしまっているがゆえのやりにくさ。学生たちは気楽でいいけれど。
・子どもを支援することよりも自分が楽しむことを優先させてしまった学生は厳しく保護者からお叱りを受けた。保護者の思いを受け止め、支援を反省する良い機会であったが、その後の保護者の行動がよろしくない。子どもに手をあげては説得力がなくなる。
・自らの非をありのままに話せるか否かで、築き上げられも崩れ去りもする信頼関係。
・医師の言ったことは、聞きたいところだけが聞かれている。聞きたくないところは聞かれていない。
・「多様な体験が大事」というのは、あらゆるレジャースポットに行き尽くせ、という意味ではないのだろう。しかし、親にとってはそこだけがストライクゾーンに入ってきた。
・それでも、楽しいことに貪欲な親の存在は貴重だ。子にとっても、地域にとっても。
・このお金の使いかたは、子を思う気持ちの現れなのか。それとも単に親もまた消費が喜びであるだけなのか。彼は今と同じ経済水準をいつまで保ちつづけられるのだろう。
・被災地支援のために某法人に寄付をしたら、お礼が返ってきた。被災地の授産製品購入券。提携されているところがもう少し多いといいのだけれど。これまでにもかなり購入してきているので。
・4000円ほど出して買った専門書の冒頭20ページほどがあまりに拙い文章と雑な内容で、早くも投げ出したい気分。そこそこのポストにある大学教員が書いたものとは思えない。自閉症の定義を孫引き。孫引きされた内容も中途半端で誤解を招くし、その後の内容との一貫性もない。引用文献は洋書になっているが、文献リストを見ると邦訳文献あり。もしかしたら原著ではなく邦訳書からの引用かもしれない。それは何と言うんだ。ひ孫引きというのも少し違うし。
・しかし、かんじんの調査内容や調査結果を読む前に投げ出したら、大損をする可能性もある。もう少し我慢してみる。
・10月になってしまった。目の前には重苦しい仕事しかない。元気は出ない。