泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

疲れた

 はたして人生はいくつくらいまでやり直しがきくものなのだろうかと考えたりする。人はいくつまで成長できるのだろうかとも考えたりする。人に聞かれれば「いくつになっても」と答えるかもしれないけれど、今の自分にはそんな自信もない。
 現場で仕事をしても、おそらく研究や教育にまわっても、中途半端な成果しかあげられない。どちらに向いているとも思えないし、どちらが単純に楽しいかもよくわからない。悪いことばかり浮かぶ。明るい1年後も3年後も5年後も10年後も描けない。
 こんなことで今さら苦しむのも、これまで恵まれてきたからではある。多くの若い世代がもっと早い時期にぶつかる壁に違いない。成果なんてあがらなくても気にせず生きていけるのがよいが、そこまでの諦めもつかない。ただ、苦しい。