泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

余った予算

 全国障害者介護制度情報の掲示板より、コピペ。

◆2004年度 歳出の不用額 1兆3888億円
(主な内訳)
国債費           7635億円
雇用保険国庫負担金     625億円
各省庁人件費(退職手当等) 321億円
廃棄物処理施設整備費    247億円
河川等災害復旧事業費    186億円
児童保護費     136億円
遺棄化学兵器廃棄処理事業費 130億円
予備費           1892億円

※主な内訳(国債費〜予備費)の合計 1兆1172億円
※内訳が書かれていないもの     約 2710億円

出典:財務省ホームページ
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/kesan/ke170728.htm

 予備費が約1900億円も余ったということは,大いに注目すべきことだと思いますが,マスコミの扱いは,ホントに小さいものでした。昨年度,支援費が270億円足りないといってあれほど騒いだのは何だったのかという気にもなります。(ちなみに,昨年度は補正予算で173億円,残りは省内予算で対応したとなっています。)

 まあ、だからといって、そのぶんを障害者福祉にまわせ、というほど話は単純じゃないのだろう。「予備費」というものの位置づけもよくわからないし。「不用な歳出」って、そもそもどういう根拠ではじきだされたのだろう。