泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

雑感

 雨中のガイドヘルプ。今日もよく歩いた。そして、利用者家族から就労先についての不安など聞く。
 就労ニーズの多様化に、現場が全く追いつけていない。都市部はどうだかわからないが、このような田舎だと選択肢が少ないため、数少ない通所施設で多様なニーズに応じなければいけない。近隣の市町村にある通所先を選択肢に含められれば少しはましになるのだが、通うための方法の問題もあるし、遠方からの利用者を受け入れると地元の利用者家族からクレームがつくような場合もあるから、あまりどこの通所先も好意的ではない。本当にこの3月には行き場のない卒業生が出てしまうかもしれないことを危惧しつつ、帰宅。
 今さっきまで「居宅支援のこれからについて」というタイトルでレジュメを作っていた。明日の関係者との話し合いのためのもの。書き出したら、あっさりとA4用紙4枚。大まかに書いただけでこれなのだから、本当に課題は山積みだ。ただ自分の不満は、現状認識→計画→実施→評価→フィードバックという当たり前の手続きを地域全体で共有できていないということにあるのだから、そのための組織化ができれば、ファーストステップとしては成功だ。うまくいくとよいが。
 ふと腕を見たら、日焼けがすごい。