泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

人材確保と事業者連携

 ボランティアとガイドヘルパーの確保に向けて、学生募集のためのツールを次々と準備中。しかし、ガイドヘルパー研修が近隣で行なわれる予定がなく、仮に関心のある人が集まってきても、すぐに動かせるかどうかは不明。たった19時間の研修なのだから、もうちょっと頻繁にできるように地域ぐるみで研修体制を考えていくべきではないだろうか。
 「金」の話に関してはどうしても行政がからむので、民間だけでできることは限られているけれど、「人」の話に関してはもっとできることがあるはず。個々の事業者だけでちまちまと考えているより、もっと「支援をしたい人」に向けてパッケージ化して、大学やら地域に売り込んでいったほうがきっと注目されやすいだろう。
 もうひとつ移動介護の事業者について言えば、小規模多機能化しない方向を選択した事業者は、きっと常勤職員の新規雇用が難しくなる。一方で、行動援護類型のヘルパー要件のことなど考えると、学生ヘルパーの量的拡充では限界がある。サービス提供時間帯が異なる事業者と組んで、共同で職員を雇用するようなことも考えていったほうがよいのではないか。
 ・・・などと考えながらも、こうした話をきちんとできる相手がおらず、少しストレスがたまる毎日。こんなことは、これまでも周囲にたくさん言ってきた。いくらアイディアを出しても具体化しなければ意味がない。年度の頭でみんなばたばたとしているのはわかるけれど、目の前のことに追われてばかりいるんじゃなくて、中長期的に大事なことはきちんと考えていかないと、どんどん大変なことになっていくと思うのだけれど、どうか。って、誰に向かって書いているのやら。自省の意味も込めて、書きとめておこう。