泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

サンプリング

 日本自閉症協会による全国調査
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050418i206.htm
 この記事、Yahooのトップページ見出しに2時間あまり出ていたわけだけれど、どのくらいの人がクリックしてくれるものなのだろう。新聞の片隅にちっちゃく載るよりも、意識的に読まれやすいのではないか、という気もする。
 ちなみに「同協会の会員を通じて3000人にアンケート方式で行なわれ」って、誰にどう配られたんだ、とつっこもうと思ったら、協会副会長が「純粋な無作為抽出ならもっと厳しい結果だったはず」と正直にコメント。
 もっとも、こうした調査用紙をどのように配布して、かつ回収率を高めるか、というのはなかなか難しいだろう。1450/3000の回収らしいけれど、友達関係の中で配布せず郵送したりしたら、きっともっと回収率が落ちる。回収できたものが、かなり意識の高い層に偏る可能性も高い。民間団体によるマイノリティについての意識調査は大変そうだ・・・。