泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

・コンビニでの買い物はスーパーより難しい。後ろに並ぶ客からのプレッシャーも多くかかる。支援学校の買い物学習もスーパーしか行っていないらしい。 ・商品を受け取り、さらにおつりとレシートを受け取って財布に入れ、すぐにその場をどかなければいけない…

ひとのからだ

何も口にする気がしなくても、二日も経てば何か口にしたくなるというのはその程度の落胆でしかないということなのか。つらい記憶がいくらか薄れたのか。 いや、記憶は薄れない。忘れて済むことなどひとつもなく、対処しなければいけないのだから。人間の体が…

どうにもならない

券売機の不要な個性

駅によっての違いもあるのだけれど、主にこの近隣の主要駅での場合の話。 私鉄Aは障害者割引で切符を買おうとすると、券売機に現金を投入→割引ボタンを押すと駅員が登場→駅員に手帳提示→金額ボタンを押す→切符が出てくる。 私鉄Bは障害者割引で切符を買おう…

2度目の人生を簡単に振り返ってみる

自分は一浪していて、浪人生活の終わり頃にいちど精神的に死んだ。 あまり深く思い出したくはないが、ゼロから社会や他人との向き合い方を変えなければ、生きていけないことがわかった。それから生き直しが始まる。ほどなくして人さまの生活を支える機会に恵…

失敗から伝える〜第2回「小さいままでよい」の条件〜

自法人の失敗から教訓を引き出す記事の2回目(1回目は→こちら)。 NPOといっても多様な取り組みがあるので、特に福祉事業に限った話になるかもしれないが、10年あまり活動を続けてきて「スケールメリット」の大切さをつくづく感じる。 人の暮らしを支えよう…

「今、この苦境を乗り切ったら楽になれる」と思っての努力がずっと繰り返されているということは、たぶん今後も楽にはならないと理解するのが必然。

九井諒子すごい

ひきだしにテラリウム作者: 九井諒子出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/03/16メディア: コミック購入: 1人 クリック: 46回この商品を含むブログ (69件) を見る九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)作者: 九井諒子出版社/メ…

昨年亡くなった師匠(自分が勝手にそう思っている)を「偲ぶ会」に出席。 昔を知る人々からお話を聞く中で、府中療育センターとか楠敏雄さんの名前が出てきて、少し驚く。そのようなつながりを聞いたことがなかった。 ある世代以上で日本の障害福祉を牽引し…