泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

この1週間で学童指導員との会議が3回。 この混沌とした状況を、実践のための理論や方法を研究している人にぜひ知ってほしいと思う。もう、なんというか、いわゆる「それ以前の問題」という感じなのである。ミーティングマネジメントの問題とも少し違う。会議…

ガイドヘルプで映画『ビー・ムービー』。劇場の構造から限界もあるのだろうけれど、車イス席を最前列に置くのはやっぱりやめてほしい。彼は見上げるのが大変なのだ。 ところで、アメリカングローバリズムはやっぱり正しくて世界のみんなのためになっているの…

今日の朝生

のっけから温暖化否定派(懐疑派)こてんぱん。とりあえずこの社会学者はまず落ち着いたほうがいいと思う。

孤独だ。

知識格差が招く排除

少し前のことになるが、同じ日に職員2名が別々の研修に行ったのである。 ひとつは保育、学童関係者向けの「発達障害ってこういうものです」的研修。もうひとつは最近少し流行りかけのPECS二日間研修。ちなみに前者は無料だが、後者は50000円(いくらなんでも…

危機的な状況であるということを、ごく一部の人間だけが感じていて、他の人間が全く感じていないとき、組織だとか共同体というのは、本当に悲惨な状態になるのだろうと思う。無理を背負い込み奮闘するごく一部と、その努力を無視したりフリーライドしたりす…

歪まされる研究

社会福祉の大学院というところは、多様な立場の者がともに研究をする場である。後輩と言っても、人生においては大先輩であったりする。その後輩もそうだった。現場での経験は長い。現場で重要なポストを担うところまで働いた人だ。豊かな実践経験を手に、研…

捜索願い、その後

12月20日の日記で書いた、横浜で行方不明になっていた男の子ですが、本日無事発見されたそうです。本当によかったです。12月6日に家を出て、1ヶ月あまり。人間のたくましさを感じます。身近なところにいる関係者の皆さんは、これから考えなければいけないこ…

対象論

年始のとみたさんの更新がとても活発になっていて、システム論の話とか「市場の中で企業と競争しないNPO」の話とか、魅力的なテーマが並んでいる。そして、昨日は社会福祉研究にとって古くて新しい問題提起が。 社会福祉とは??? http://totutotu.seesaa.n…

読了

社会福祉学の〈科学〉性―ソーシャルワーカーは専門職か?作者: 三島亜紀子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2007/11/29メディア: 単行本 クリック: 46回この商品を含むブログ (10件) を見る 帰省先の名古屋で昨日買って、一気に読み終えた。超良書。 社会福…

あけましておめでとうございます。 中身のある内容を書くことが少なくなってきたような気がするこの日記ですが、今年もよろしくおつきあいください。目の前の仕事に追われて嘆くばかりで1年が終わらないように気をつけたいと思います。 今から帰省してきます…