泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

裏切らない道は無い?

こういう捉えられ方もあるのか・・・。
1票の現場から:’10参院選ぐんま 障害者自立支援法 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20100707ddlk10010109000c.html

 障害者自立支援法の成立から4年を経て、同法の廃止をマニフェストに掲げた民主党が政権を奪取した。長妻昭厚生労働相は就任後間もなく、同法の「廃止」を明言。成田さんは「ついにこの日が来た」と思った。
 しかし、喜びはつかの間だった。応益負担から応能負担に原則戻す障害者自立支援法改正案は6月、審議未了で廃案に。鳩山内閣を引き継いだ菅内閣参院選を前に、国会の会期延長に応じなかったためだ。
 政治の「裏切り」を阿久澤さんは冷静に見つめた。「障害者は何度も裏切られてきたので、驚かなかった。長妻厚労相が法廃止を宣言した時も、期待はしていなかった」

 同じ「自立支援法廃止」を叫ぶ「当事者」によって、改正案を通そうとすることも悪法の延命を図るものとして「裏切り」と非難され、改正案を通さないことも応能負担化を阻むものとして「裏切り」と非難される。複雑だ。