泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 昨日は非常勤講師。3回生ゼミの発表はふたりとも10分もたない。参考文献がない。特定の地域の史実について「資料がないので、友達から聞いた」とか平気で言う。誉めるところを見つけ出すのがとても難しい。全くゼミに来ない学生の連絡先を大学から教えてもらって、前日に電話で出席を促したが、それでも来ない。
 4回生は卒論に向けて焦りが見え始めたが、提出期限を考えると、これでもかなり厳しい。自分は夏休みのあいだ大学に行けないので、本業と卒論指導を両立できるのかどうかが非常に不安である。「登校日を作ってください」って言われた。無理。
 今日は休みのはずだったが、新事業を行う予定地の清掃と事業説明会の準備で一日つぶれた。長く使われていなかった場所なので、とてつもなく汚い。ツバメが山ほど巣を作っていて、掃除の間にもびゅんびゅん飛び交う。クモの巣もひどい。部屋の中では鳥やゴキブリが死んでいる。これまでにもけっこうな時間を費やしているが、やっと半分ぐらいの部屋が片づいてきた。
 ここから新しい未来を開いていかなければ、先が見えないのだ。だからどんなに汚くても文句は言わずにがんばろう。事業説明会は明後日である。