泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

第三の波

思想 2011年 06月号 [雑誌]

思想 2011年 06月号 [雑誌]

 特集は「科学社会学の前線にて」。図書館で少し立ち読みしただけなのだけれど、社会構築主義(本誌で言われる「第二の波」)とは異なる科学社会学的な知見(「第三の波」)を、自然科学ばかりでなく、社会福祉業界における政治的な意思決定と「知」の関係にも活用して、新たな研究テーマを打ち立てたら面白いに違いないが、それはきっと研究者生命に影響するぐらいの勇気がいることなのであろう。人生賭けろとは言えないので、誰かうまいぐあいに安全地帯にいる人がやってはくれないだろうか。