泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

長い長い道のり

■6月後半 補助金が余るから使ってくれ、と行政から召集かけられて説明会。
■7月上旬 急遽、民家を借りて、新しい場所で事業をはじめることになったが、あまりにボロボロなので改修工事を行なおうと考える。そこで、「あの補助金を使えるかも」と思い返す。行政に連絡とったところ、OKの返事。工事の見積もりなど、書類一式を揃えて提出。
■7月下旬 行政から補助却下の連絡。「NPOのやる事業への補助は無理」と根本的なことを言われる。関係書類のどこにもそう読み取れる記述なし。どうも行政職員もそう読み取っていなかった疑い濃厚。同時に、他の事業とからめることで別の補助をとることを薦められる。
■8月 別の事業に関する補助として、書類一式を改めて揃えて提出。一部の工事は難しいかもと言われる。
■9月 地元自治体の担当者から情報が入り、若干要求額からカットされるところで決着しそうとのこと。
■10月中旬 また行政から連絡。「補助金がまだ余りそうなので、改修部分を増やして、補助の申請を倍額ぐらいにできないか」と言われる。直さなきゃいけないところまだまだあるので、業者にさらに見積もりをとってもらう。
■10月下旬 行政に倍額にできそうと伝える。すると「競合する相手がいるので、そちらとも相談してみる」と言われる。
■11月中旬 内示見込額が書面で送られてくる。倍額の話はどこに行ったのか、一番はじめの金額。もう一度すべての書類をそろえて提出するように言われる(夏に出した書類は何だったのか・・・?)。
■11月下旬 すべての書類を揃えて持っていくと、さらに追加の書類を出すように言われる(一方で、夏に「後でもらうことになる」と言われていた書類は求められない)。こんな不透明な経過なのに、見積もりの内容にはうるさい。工事内容によって業者が2箇所に分かれていること(この点は、夏の時点での見積もりから何も変わっていない)について、担当者はなぜか奥にひっこんでどこかに電話。「ひとまず預っておきます」とのこと。同じ担当者に同じ書類を3度提出しているのに、どこを工事する予定なのか聞かれる。
■12月 「で、いったいいつになったら工事ができるのか」を聞くと、「これから本庁に書類が行って、正式な内示が出て、業者が決まってから。正確な時期はわからない」と言われる。年内は絶対無理。2月ぐらいか・・・? えーと、一番最初に出した書類では事業開始月を8月にしていたのだけれど、その点についてはどう思っているのだろうか。そんなに遅くなって大丈夫かとか心配しないのだろうか。行政にはいつでもできるだけ温厚に接しているが、もう激怒してもいいぐらいの時期だと思うぞ。