泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 ねんざは大したことなかった。ただ、週末の疲れがとれない。最近は二日遅れで疲れが出る。
 某社会福祉法人の実質的トップ(自分と同い年なのだけれど、この年齢でこの規模の法人経営に責任をもつのは他にあまり例が無いだろう)と会議でいっしょになり、その後経営談義。自立支援法下での膨大かつ詳細な経営分析を見せてもらい、ただ驚嘆。うちとは次元が違う。
 自立支援法のもとでの通所施設の苦労はいろいろ言われているが、金の問題に関して言えば、やはり障害程度区分の問題は大きいようだ。自治体間格差がずいぶん出ている。国で基準作って、それでばらつくのだから、あとはいったい何をすればよいのか(審査会の質に差がありすぎる、というのは誰を責めるべきか)。一度できあがってしまった地域格差をならそうという意図も自立支援法にはあったはずだが、少しでも予算を抑えようとばかり考える自治体は何も変わっていない。
 しかし、このあたりの地域生活支援事業を良い方向に展開させるには、その自治体担当者を動かさなければならず、そのための戦略をデータを見ながらあれやこれやと議論しながら、夜は更けていくのだった。
 全国地域生活支援ネットワークから経営ガイドブックが出たので、すぐさま購入して通読した。思うところは、また近いうちに(こう書いて、そのままほったらかしてしまうことも多いので、気をつけなければ・・・)。